セミナーを真剣に自分ゴト化する方法。今に集中するための断捨離術。

モノを捨てるという行為の中で、私たちはいろいろな発見ができます。
この数日は脂肪や毒素を捨て去るために、ファスティングをしていますが
食べない状態が続くと、モノが必要なくなることに気づきました。
今日も過去のカードやドキュメントの処分ができて、気分が相当スッキリしました。
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人生がときめく片づけの魔法近藤麻理恵著)の中に面白い話が書かれていました。
セミナーの資料を持って帰ってきて、保存したとしても
すぐに読み返さなかったら、意味がないというのです。
この近藤氏の意見には大賛成です。

セミナーというのは、学んだ内容を実行しなければ、はっきりいって意味がありません。受けた瞬間に価値がある。受けた瞬間、やり終わった瞬間に実行できるかどうかがカギ。なぜわざわざ高いお金を払ってセミナーに行くかというと、内容自体は本でも何でも読めばよいわけです。その空気感とか講師の情熱とかを感じに行くわけです。つまり、本当のセミナー資料はセミナーそのものであり、生モノなのです。セミナーで配られた資料は全部捨てる、くらいの覚悟で受講しましょう。捨ててしまったあとに後悔したら、もう一度、同じセミナーを受けに行けばよいのです。そして、すぐに実行する。(近藤麻理恵)

私たちはセミナーで普段は会えない講師と共に貴重な体験を楽しめます。
講師と一緒に学ぶその瞬間に、セミナーの本質的な価値があるのです。
その場で学んだことをすぐに実践して、自分ゴト化することを
セミナーの目的にしないと、絶対に変化はできません!
しかし、多くの人はその場ではあまり熱心になれず
後で資料を見ればよいと考えるのです。
しかし、一週間後には、そのセミナーの内容をすっかり忘れていて
別の課題を考えていたりするのです。(もらった資料の存在すら忘れているかもしれません。)

そもそも、セミナーに行った目的は何なのでしょうか?
何かしらの課題を解決しに出かけたはずが
その場では、集中できなかったりすることがよくあります。
後で資料を見ればよいと考えたりすると、その体験自体の意味がなくなるのです。
セミナーでもらった資料は受け取らない覚悟で、その瞬間を切り取りましょう。

もしかしたら、モノを捨てないことは
行動しないための言い訳作りをしているのかもしれません。
読んでいない資料を残しておいたり、本を「つんどく」のも
心の中で、いつか読もうと思っているからかもしれません。
しかし、セミナー資料に限っては、私の場合には、いつかは一度も来ませんでした。
先ほど過去のセミナーファイルを全て処分しましたが
ほとんどの資料はゴミ同然で、目を通すことすらしていなかったのです。
自戒の念もこめて、セミナー資料を持ち帰るのは、金輪際やめようと思いました。

要は、今を全力で生きれば、ドキュメントなどを残しておく必要はないのです。
講師との時間や勉強会に集中できれば、その場で多くのことを吸収できるのです。
時間を有効活用するためにも、このメッソドは覚えておきましょう。
(セミナー資料も要りませんから、空間も広がります。)

空間は過去の自分ではなく、未来の自分のために使うべきだ。(近藤麻理恵)

この言葉の意味をよく考えてみると、今を大事にしたくなります。
今の自分を邪魔するものは、すべてゴミだと思って、捨てるべきかもしれません。
過去に囚われていたら、新しいことにはチャレンジできません。
古い本に占領されている部屋には、新しい本は似合わないのです。
自分を本気で変えたいのなら、今ある不要なモノを全て捨てて
新しいモノを入れるスペースを作るべきなのです。
こんなことを考えていたら、過去に縛られている自分がバカらしくなってきました。

モノを捨てることによって、決断力が磨かれる。(近藤麻理恵)

今の私の中の断捨離ブームに乗ることで、決断力も鍛えていきたい思います。
断捨離とは自分自身を深く知り、自分の背中を押すことなのかもしれません。
まずは、自分の頭の中を思いっきり、整理して
やるべきことを再確認しようと思いました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  

photo credit: EDUCATION : FUTUREARTSNOW! + LOGO T-SHIRT via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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