まずは、やりたいことに、おもいっきり熱中してしまうことだ。すべては、そこから始まる。やりたくないことは、なかなか上達しないが、やりたいことは、確実に上達する。そして、好きなことに熱中しながら、たくさんの経験を重ねながら、自分の身につけてきた知識と技術が、他人の役に立ち始めたとき。自然に、結果やお金がついてくるようになる。「大人が真剣に遊び続けると、それが仕事になる」(高橋歩)
高橋歩氏の人生の地図は若い人だけでなく
私のようなおじさん世代にこそ、価値がある気がしています。
残された時間が少ないおじさんこそ、後悔しない人生を送りたいはずです。
そのためには、今こそやりたいことを見つけて、行動を起こすべきなのです。
始めるのに遅すぎるということはないと信じて
「今日」が最適なタイミングだと思って、やりたいことに熱中してみましょう。
本書は写真集に名言をプラスした体裁なので、とても読みやすいのですが
書かれているメッセージは、簡単には読み飛ばせない内容で
一言一言噛み締めながら、何度も読んでみました。
人生を考える言葉が、絶妙な配置で並んでいますが
どこから読んでも楽しめるので、まずはペラペラとめくって
自分に刺さる言葉を見つけて、そこからどうするかを
考えてみてもよいでしょう。
『自由に、自分の好きなように、人生という名の「旅」を楽しむ』ことが
本書のコンセプトなのですが
自由を持たない人には、厳しいメッセージばかりかもしれません。
しかし、自分を変えたいなら、本書の質問への答えを用意し
変化するための決意を固めていきましょう!
自分のルールを持たなければ、右に左に流されて
知らぬ間にヒモをつけられ マリオネット(操り人形)になっていくしかないのです。
生きていくためのルールは、従うものではなく、創るものなのです。
自分の価値観、自分の美学、自分のスタイル
自分の信念、自分の生きる姿勢などを決めることで
だんだんと自分のルールが決まっていきます。
例えば、私は8年前に断酒をし
4年前にブログを毎日更新するというルールを決めてから
生き方が以前とは全く変わりました。
自分のやりたいことを見つけた途端、自分の時間が大事になったのです。
人と戯れる時間を極端に減らし、自分だけの孤独の時間を楽しめるようになりました。
好きなことを始めたら、お酒を飲んでいるときは、正反対の生き方になっていたのです。
不思議なもので、書けば書くほど、書くことが好きになり
自分の時間を書くことに費やしたくなったのです。
書くためには知識や経験という必要で<インプットが必要で
その時間も確保するために、時間を徹底的にコントロールしました。
書籍を読み、街に出かけ、大切な仲間と話すことにも時間を使うことで
私は充実した時間を過ごせるようになったのです。
このインプットの最大化が、アウトプットの質を高めるのです。
自分の中で時間の質がどんどん上がってきています。
書くことが楽しいから、書く時間を確保する!
そのためには、隙間時間すら無駄にはしたくなくなったのです。
高橋氏は「大人が真剣に遊び続けると、それが仕事になる」と書いていますが
最近の私は、UAEのドバイにも熱中しています。
これも楽しんでいるうちに、仕事に繋がってきました。
やりたいことに思いっきり熱中することで、人生は変わり始めます。
そのためにも、遊び続ける好奇心だけは、絶対に失いたくないですね。
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