行動するのが怖い人にオススメの一冊を見つけました。
毎日15分自分と向き合えば、「欲しい結果」がついてくる(池田潤著)が
それなのですが、本書は自分に向き合うことの重要性を教えてくれます。
実は、私たちの多くは、厳しい現実から逃げています。
池田氏のこの指摘(恐怖の本質を考えること)が本書を面白くしているのです。
「できる」と思っていれば嬉々としてやることを、「できない」と思っているからできなくなる。億劫になる。怖くなる。そこで「学び」に依存する人もいます。成長するために学んでいるつもりが、本当の成長から逃げるため、現実と向き合うことから逃げるために学んでいる。向き合うべきものから目を背けるために学んでいるのだけれど、そういう自分を正当化してしまう。もしくは、形だけ「やっているフリ」をするようになる場合もあります。真剣に向き合って、考えながら、葛藤もしながら何かをするのではなく、全てをスマートに、スムーズに、波風立てずにこなそうとしてしまう。それは、心の奥で「できないかもしれない」と考えているから。
成長するために、学びに依存している人がいますが
実は現実逃避をするために、学びに逃げているのかもしれません。
本来向き合うこべきとから、目をそらしていては、人は成長できません。
心の奥底で「できないかもしれない」と考えてしまい
やるべきことから、逃げてしまい、現実を変えられなくなるのです。
そして、「できない自分はダメだ」と思っているから。ネガティブな感情、つまり、自分はダメなのでは、できないのでは、上手くいかないのでは、という感情を感じないために逃避してしまう。そういった感情を感じることから逃げたくなる。「失敗」という現実に直面することが嫌になってしまう。それは、自分はダメなのではないかと思っているから。失敗することが、怖いから。不安や恐怖が大きくなってしまっているから。そして、その根本にあるのは、「自分を信じられない」「自分にはできると思えない」という思い。その状態であるということそのものが、人生を変えることを邪魔しているのです。
自分に自信を持てないから、行動ができないのです。
自分にネガティブな感情を持っているから、自分でブレーキを踏んでしまいます。
失敗に対して、異様な恐怖感を持っている人は
失敗を味わいたくないという気持ちによって、行動が左右されてしまうのです。
心の底から「できる!」と思わない限り、失敗の恐怖感からは逃げられないのです。
そうか、俺はただ、ビビっているのだ。そして、そのビビりは、自分はダメな奴なのだからそんなことをしてはいけない、そんな価値はないと、自分に対して自分がそう思っているからなんだ。他の誰でもない、自分が自分に許可を出していないのだ。
そのことに気がついたとき、そんな自分を客観的に観ることができたとき、新しい一歩を踏み出すことができたのです。向き合うということは、怖れの正体や思い込みの正体に気づくということ。
自分の恐怖感は、自分に許可を出していないから生まれてくるのです。
自分に価値を見出せれば、行動を起こせるようになります。
私の場合も人から背中を押してもらうことで、恐怖感をなくせました。
周りの人から自分の価値を教えてもらうことで
私はソーシャルメディアでの情報発信ができるようになったのです。
人の評価を知ることで、はじめて自分に自信を持てるようになったのです。
本気で自分に向き合うことで、恐れの正体がわかります。
恐怖感から目をそらしたり、言い訳を考えれば、チャレンジできなくなります。
しかし、今が幸せだと思えれば、失敗が怖くなくなります。
今の幸せに感謝できれば、現実を楽しめるようにるのです!
こう考えることで、未来の幸せが目的にならなくなりますから
失敗することが怖くなくなるのです。
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