私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた。(岡本太郎)
精神もタフにしたいですし、肉体もタフにしたいです。
岡本太朗の本を読むと、つらい道を選ぶ重要性がよくわかります。
難しい本を読むことで、眠っている脳みそを鍛えることも、時には必要なのです。
読書によって、私たちは脳みそもタフにできるのです!
難解な本こそが。私たちを鍛えてくれます。
難しい書籍でも、何度も何度も読みかえせば、著者を自分の味方にできますし
読み切ったという事実によって、自分に自信を持てるようになります。
一冊1000円から5000円程度の投資で
私たちは著者が長年かかって考えてきたアイデアや体験を
ほんのわずかな時間で学習できるのです。
これほど安価な勉強法は、他にはありません。
それも世界中の優秀な著者を自分の家庭教師にできるのです。
相手の時間を考えずに、自分の自由時間に書籍を開くだけで、すぐに勉強を始められます。
いつでも、どこでも著者を教師にして、学ぶことができるのです。
自分のやる気さえあれば、いつでも学べるのですから
読書を習慣化して、自分を向上させましょう。
著者の文章を何度も読み返すことで、自分との対話が始まります。
心に響く言葉を読むことで、自分自身の思想が形作られます。
他人の思考法や体験に接することで、自分のやりたいことが見えてきます。
また、著者の体験が人生の羅針盤になり、判断力を鍛えることにもなるのです。
私は多くの書籍を読むことで、行動しなければ、何も始まらないことに気づきました。
酒ばかり飲んで夢を語っているだけでは、夢は実現できないのです。
知識を知恵にし、行動に移すことで、夢が叶うことを私はこの何年かで学んできました。
9年前に断酒して、行動する読書を始めてから、私の人生は面白くなったのです。
受動的な生き方を選んでいたのでは、人生は残念ながら変えられません。
せっかく生きているのですから、読書を通じて脳みそをタフにしましょう。
TVなどの受動的なメディアやネットの単発的な情報だけでは
自分の知識を広げることはできませんし、深堀りもできません。
好きな著者を見つけたら、全冊読むつもりで、著者に挑んでみましょう。
文体が好きになれば、読むスピードもアップしますし
思考の癖をつかめれば、理解も進みます。
何冊も読むことで、著者の考え方に共感でき、思考や行動をモデリングできるのです。
最初は難しくても、あきらめずに読み続ければ
やがてが、著者の言葉を自分の武器にできるのです。
著者の一言を人前で話すことで、あなたのへの信頼は高まるはずです。
そのために、本を読んだら、徹底的に著者になりきり
良いところを取り入れ、どんどん自分ゴト化していきましょう。
その著者が影響を受けた人物の書籍や、参考文献を読むのも手です。
その思考がどうやって生まれたかを考えることで、脳をワクワクさせられます。
本を読んで思考する癖をつければ、見えている景色が変わります。
書籍から得た知識や思考法があなたの資産となり、つらいことへの耐性を持てるようになるのです。
アインシュタインならどう考えるか?
エジソンなら諦めないはずだ!と自分に言い聞かせれば、生き方がタフになっていきます。
私は冒頭の岡本太朗の言葉が、好きですが
落ち込んだ時にこの言葉を読み返すことで、気持ちをポジティブに変えられるようになりました。
著者の言葉を活用することで、感情をコントロールできるようにもなるのです。
現代社会は価値観がかつてないほど多様化しており、様々な能力や知識がなくては、それについていくことができません。ですから 、社会で働く私たち一人ひとりには、状況に応じて細やかに対応することが求められています。脳味噌をタフにして、常に知識や意識を総動員する必要に迫られているのです。そのために必要なのが、読書です。本をたくさん読んでいくうちに、だんだん知識や意識のキャパシティが大きくなっていきます。そして、前頭葉がちゃんと働くようになって、脳味噌がタフになっていきます。その脳味噌のタフさこそ、現代社会において、最も求められている資質であると言っても、過言ではないでしょう。(齋藤孝)
何人もの著者の視点を持って、世の中を見れれば、解決策は必ず見つかります。
フィリップ・コトラーやマイケル・ポーターを読んでいれば
マーケティングスキルが高まり、自分のキャパシティを大きくできます。
現代の古典とも言われる多くの知恵を自分ゴト化できれば
たいがいの課題は解決できるはずです。
難解なタフな本を読むのは大変ですが
自分の脳みそをタフにするためには、避けて通れない道なのです。
優しい入門書や解説本だけでなく、難解な翻訳書を読むことが、時には必要だと
この記事を書きながら、改めて思いました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: ponte pro céu. via photopin (license)
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