私は、時間がなくて本も読めません、という弁解を、絶対に信じない。(塩野七生)
一日のうちの多くの時間をFacebookに費やすことが
私の生産性を下げているのに気づき、いろいろな方法を試してきました。
Facebookのアウトプットより、ブログを書く時間を増やしたのも
Facebookの滞在時間をこれで減らせると思ったからです。
最近、iPhoneアプリの位置を変えて、Facebookを目立たない場所に移してみました。
そして、ゴールデンスペースにはKindleアプリを置いて
読書の時間を優先することにしたのですが、これが一番効果がありました。
Facebookでの仲間との交流はとても大事です。
しかし、友人の行動や考え方を見るのは、とても楽しいものなので
あっという間に時間を消費してしまいます。
私は数年前にFacebookに多くの時間を使うことで、読書時間を激減させてしまいました。
最近では、読書の時間を確保するために
iPhone使用時は、読書をする時間だと自分に思い込ませています。
読書をメインのタスクにして、Facebookをサブに置き換え
報酬(ご褒美)だと考えることにしたのです。
そして、その際にポモドーロ・テクニックを活用してみました。
あなたはポモドーロ・テクニックをご存知ですか?
ポモドーロ・テクニックとは短時間集中し、これを繰り返すことで
仕事を完成させるテクニックです。
作家のフランチェスコ・シリロ氏が学生時代に使っていた
トマト型のキッチンタイマーにちなんでネーミングしたそうです。
これを読書に応用することで、集中して本を読むように仕向けるのです。
あまりなじみのない本や、難しい書籍を読むと、集中力が切れてしまいます。
25分本を読んだら、5分休憩すると予め決めて、読書をするのです。
これを反復しながら、ぶ厚い本にチャレンジしていくのです。
Facebookを休憩時のご褒美にすることで、読書とFacebookを両立させるのです。
脳には報酬に反応する「報酬系」と呼ばれる領域がありますが
集中した後のリラックスタイムも報酬と感じ、次のタスクをやりやすくなります。
25分の読書の後で、Facebookで5分リラックスすることをセットにするのです。
Facebookを報酬にすることで、集中力を切らさずに読書ができるようになります。
ちなみに、ポモドーロ・テクニック読書法のイメージはこんな感じです。
1、読む本を決める。
2、キッチンタイマーで25分を設定する。
3、タイマーが鳴るまで読書にに集中する。
4、Facebookで5分休憩する。
5、一冊読了するまで繰り返す。
iPhoneを使っていると、プッシュ通知についつい反応し、マルチタスクになりがちですが
一つのことに集中したほうがはるかに結果がでやすくなります。
私はFacebookに使う時間を1日30分と決めて
空いた時間はとにかく読書をするように心がけています。
たいがいの本は1〜2時間集中すれば、読めるものですから
時間を上手に作り出せれば、より多くの本を読めるようになります。
読書にこのポモドーロ・テクニックを取り入れることで
本を読むスピードもアップしたようです。
より多くの本を読むことで、著者の知識と自分の体験が結びつくようになり
自分の中に可能性を感じられるようになります。
隙間時間の5分読書とポモドーロ・テクニック読書法を組み合わせることで
読書時間を最大化できるようになりますから、ぜひ試してみてください。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Pomodoro Kitchen Timer for Action Logging via photopin (license)
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