常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。(アルベルト・アインシュタイン)
ACミランの本田圭佑選手が、母校の星稜高校のサッカー部に
アインシュタイン150の言葉(ジェリー・メイヤー著)など5冊の本をセットにし
今年の卒業式で寄贈したという話を書店のPOPで、偶然見かけました!
それ以外にもドラッカーのマネジメント-基本と原則などを選んだそうですが
彼がただのサッカー選手ではないことが、この逸話からわかります。
また、本を後輩にプレゼントするという行為(本好きを増やす活動)に
一読書ブロガーとして感謝の言葉を伝えたいと思います。
ぜひ、多くの若者が常識という偏見を捨てて
成長する道を選んでもらえるといいなと思い
今日はこのブログを書いています。
これだけ、ネットなどでこの寄贈が話題になっていたにも関わらず
私はアインシュタイン150の言葉の存在を知りませんでした。
こういった名言集が手元にあえば
私とアインシュタインとの対話も進むと思い
本田選手に敬意を表し、先ほど一冊購入してみました。
彼がアインシュタインのどの言葉に反応したのか?を考えるのも
本書を読む楽しみの一つです。
常識という偏見を切り捨てることで、本田選手は自分のプレイスタイルや
独自の思考法を身につけたのでは!とイメージするとワクワクしますし
その言葉を送るために後輩たちに。この本を送ったならば、そのセンスに脱帽します。
私も天才アインシュタインからは、いつもインスパイアを受けていますが
本書を読んでいて、面白いなと思ったのが以下の言葉です。
熱いストープに1分間手を載せてみてください。まるで1時間くらいに感じられるでしょう。ところが、かわいい女の子と一緒に1時間座っていても、1分間ぐらいにしか感じられません。それが、相対性というものです。
アインシュタインの有名な舌を出した写真が目に浮かびます。
この言葉を生み出すセンスがアインシュタインの魅力なのかもしれません。
20世紀最大の科学者は、同時に言葉を生み出す天才でもあり
難しいことを他者に優しく伝えることも得意であったことがよくわかります。
また、今までなんども読んできた以下の言葉が、今日はとても刺さりました。
想像力は、知識よりも大切だ。知識には限界がある。想像力は、世界を包み込む。
私の場合は、読書や体験から知識を得るようにしていますが
もっともっと自分の脳を使って、想像力を鍛えた方が良いかもしれません。
本田選手のクリエイティビティあふれるプレイも
この言葉がキッカケになっているのかもしれません。
すべての人は、目に見えない笛吹きの曲に合わせて踊っている。
自分の人生をしっかりと生きるためには、自分の人生の主人公にならなければなりません。
過去の常識を捨て去り、偏見をなくすこと、視点を広げることが
私たちに必要だとアインシュタインは教えてくれています。
photo credit: Will code for food via photopin (license)
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