成功は簡単ではありません。それは、一夜にして手に入るものでも、普通の努力で勝ち取れるものでもありません。当然、成功するために楽でないことや、普通の人はしないようなことをしなければなりません。気が進まないことから逃げずに、すべきことをするための「習慣の力(セルフ・コントロール)」を養わなければならないのです。成功とはエスカレーターに乗ることではありません。それは、「階段を使う」ことなのです。(ロリー・バーデン)
自分を変える1つの習慣(ロリー・バーデン著)には
素晴らしい言葉がたくさんあります。
特に、階段を積極的に使う5%の人になろうというメッセージが気に入っています。
日頃から人が嫌がることを(エスカレーターではなく、階段を使う)すみやかに行えれば
成功が近づくという著者の主張には、とても共感します。
私も、この習慣の力を鍛えていきたいと思います。
本当に労力を注ぐべきなのは、自ら下した判断を正しいものにするための行動をし続けることなのです。それまで、ずっと努力してきたことを諦めて、「目新しい何か(仕事や人間関係、エクササイズ計画、道具、住む場所)」に飛びついて最初からやり直したとしても、そのような安直な心構えでは、結局は、同じくらい大変なターニング・ポイントに差し掛かったときに、また同じように途中で諦めてしまうことになるでしょう。私だちがそのようなことを繰り返してしまう理由は、「真の問題が引置かれている環境ではなく。私たち自身」にあると、なかなか気づけないからです。
諦めない心を養うことで、世界は広がっていきます。
私も過去にはできなかった断酒を9年前に行うことで
習慣の力のすごさに気づきました。
あの時がターニングポイントになり、私は習慣について学び始め
このブログで自分の知識や体験をアウトプットするようになったのです。
ブログを書くことで、諦めないことの素晴らしさを学べています。
書き続けることで、違う世界に行けることを教えてもらえました。
毎日の暮らしのなかであなたが下す判断には、迷いがなくなります。そしてこのような判断を下すときにいつも、「ほとんどの人は楽な道を選択するが、自分は、ちょっとキツい道を選んでいる。そのことで、楽な道を選ぶ人には得られない成長や成果が得られている」と自分に言い聞かせられるのです。そして、この「ちょっとキツい道」こそが、世界中の大勢の成功者が、まさに、この瞬間も実践していることなのです。
○人間の行動には2種類しかない
つきつめれば、人間の行動は次の2種類しかありません。
1.進んで「したい」行動
2.できれば「したくない」行動
ロリー・バーデンは、人間の行動には2つしかないと言います。
階段を選ぶ=できれば「したくない」行動をすることで
心と体を鍛えられますが、この選択を習慣化するようにすればよいのです。
できれば「したくない」行動によって、何が生まれるのか?を
本書はいろいろなケーススタディを使って教えてくれます。
特に著者の学生時代の教材販売の事例は読む価値があります。
成功への本当の秘密は、「引き寄せ」ではなく「行動」なのです。
「引き寄せの法則」に関しても、行動がなければ何も変わらないと言います。
目標を決めて、行動し、習慣化しなければ、引き寄せの法則は働かないのです。
未来をイメージして、それに向かって階段をのぼり続けることが重要なのです。
寝る前にただイメージしているだけでは、結果はなかなか変わりません。
成功は自分の持ち物にすることはできず、借りることしかできない。その賃貸契約は、毎日更新しなければならない。
成功は借り物だという著者のこの言葉が刺さりました。
毎日、賃貸契約を更新することを習慣化したいと思いました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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