重要なことに集中する唯一の方法は『ノー』と言うことだ。(スティーブ・ジョブズ)
スティーブ・ジョブズが言うように
私たちは無駄なことに時間を使う暇はないのです。
重要なことをするためにはノーと言うことと
やらないことリストを作成すべきなのです。
役にも立たないテレビ番組や新聞記事で頭をいっぱいにするほうが、栄養にならない食べ物を体に詰め込むより、ずっと危険なことなのだ。(ジャック・キャンフィールド、マーク・V・ハンセン)
そして、自分のやるべきことに徹底的に集中しましょう。
目的を作れば、あらゆる面で先に進めるようになります。
目的に邁進するためには、一番大事なのは精神面です。
スティーブ・ジョブズのようにノーというためには
精神力を鍛えなければなりません。
ジャック・キャンフィールド&マーク・ビクター・ハンセンの名著
目標達成のためのプラス思考の中に、精神的に強くなる6つのステップが紹介されています。
■ステップ1 正しく読むこと
新聞や雑誌は悲しいニュースがあふれていますから
良い本を読むことを習慣化しましょう。
ジム・ローンは、高い目標を達成しようと思ったら
週に2冊のビジネス書を読むべきだと書いています。
■ステップ2 人と心を分かち合うこと
本だけでなく『人』を読む技術も学びましょう。
相手の身になって考えることで、心を分かち合うのです(マスターマインディング)。
このマスターマインディングが精神力を強くするのです。
■ステップ3 弟子になること
立派な人に会う機会を増やし、ピンときたら弟子になりましょう。
■ステップ4 インスピレーションを与えてくれるテープを聞くこと
セミナーに行けないのなら、オーディオ教材で確認しましょう。
通勤時間など短時間で学べます。
■ステップ5 セミナーに参加すること
セミナーに参加して、潜在意識を動かし始めれば
多くのことが実現し始めるのです。
■ステップ6 テレビの悪影響を避ける
テレビは時間泥棒ですから、テレビを惰性で見ないようにしましょう。
テレビは、受動的なメディアですから、自分が欲しい情報をもらえるわけではありません。
ためになる番組を選んだり、見る時間を制限するのです。
また、ジャック・キャンフィールド&マーク・ビクター・ハンセンの二人は
頭を徹底的に活用すべきだと書いています。
そうすれば、夢が叶う可能性が高まるのです。
あなたの頭脳は、この世で最強の道具です。夜空の星に手を伸ばすこともできれば、海の深さを測ることもできます。どんなに小さな物事でも、逆に大きな物事でも、概念としてとらえることができます。もし私たちの頭脳を一台のコンピューターに置き換えるとしたら、その大きさはテキサス州全体に匹敵するという話もあります。
もしも、自分の頭を使えない状態になったら
人生はどんなふうになるかをイメージしてみましょう。
とても耐えられない寂しい人生になるはずです。
本書に紹介されている以下の話しを読むことで
私たちが、いかにチャンスに恵まれているか?がわかるはずです。
彼は友誼商店(外国人向けの免税品店)で働く中国人でした。友人はみやげを買ったとき、男の流暢な英語に驚きました。友人は万里の長城を見てきたことを男に話し、最近長城を見たのはいつだったかとたずねました。「ああ」と彼はがっかりしたような声を出しました。「私は長城を見たこともないし、見に行くこともできません」そして彼は、こう話し始めました。自分には修士に相当する学歴があるが、この店の店員の職をあてがわれた。労働時間は1日約8時間で休みは月に1回だけ。旅行へ出掛けるなど、とてもかなう夢ではないと。友人が男に、いちばんの夢は何かとたずねると、彼は即座に答えました。「アメリカに住むことです。あのチャンスに満ちた国に」「チャンスの国?」と友人が聞き返すと、男はこう言いました。「だってアメリカでは、自分がやりたいことをやりたいときに、好きな人と一緒にやりたいだけできるでしょう」
かけがえのないチャンスを当たり前のように受け取って
私たちは無駄にしているのかもしれません。
精神力を鍛えて、すばらしい頭脳を活用すれば、たいがいの夢は叶うはずです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
photo credit: A short argument on the bus via photopin (license)
コメント