高校を卒業する時に、将来何をしようかと決めている人はほとんどいません。大学を卒業する時も、大学院に行っているうちに考えればいいと考えています。とりあえずどこかの会社に入ってから考えればいい、親にパラサイトして決めればいいといって、30歳、40歳になっている人がたくさんいます。(中谷彰宏)
日本人は、人生の選択を先延ばしをしても、生きていける環境で大きくなっているので
自分の決断を未来に先延ばしにしても、ほとんど問題はありません。
最終的に夢が実現できないために、被害を被るのは自分なのですが
豊かな日本で暮らしていると、なかなかそれに気づけません。
40代になってようやくやりたいことが見つかったりしますが
今度は、年を取りすぎたという言い訳で、夢を諦めてしまうのです。
実は、私も決断できる自分に変わる本(中谷彰宏著)の言葉通りの人生を生きてきました。
高校時代も大学時代もあまり深く考えずに、決断を先延ばししてきたのです。
会社に入れば入ったで、アルコールに溺れ、自分の夢をごまかしてきました。
44歳の時にこれでは自分がダメになると思い、断酒を決めました。
遅まきながら私は、ここから人生をリスタートしたのです。
アンソニー・ロビンズやブライアン・トレーシーの本を読んで
どうすれば夢が実現するかを学んだのです。
子供の時に本を書きたかったので、出版することを目標に自分を変え始めたのです。
まずは、出版のために自分ができることをリストアップし
やれることから一つ一つつぶし始めたのです。
あなたは何かを始める時、大きな夢や目標を持つ必要があります。そして同じく重要なのが、一歩一歩、着実に進むことです。 (チャンダ・コッチャ)
普通のサラリーマンに出版などできるわけないと何人かの友人に言われましたが
夢を諦めずに、読書会を開催したり、ソーシャルメディアでの発信を続けました。
人脈が大事だと考え、編集者や著者と会う頻度を上げました。
ソーシャルメディアも活用して、いろいろな人を紹介してもらいました。
2010年にUSTREAMで著者のインタビュー番組などを始めたのですが
ここから、面白いことが起こり始めたのです。
収録スタジオに著者と一緒に編集者が遊びにきてくれ
彼と何回か話をしているうちに、トントン拍子に私の出版が決まったのです。
番組を始めてから、わずか一ヶ月で企画が固まったのです。
Twitterでの情報発信、読書会の開催、iPhone活用
著者や編集者との人脈構築、USTREAMからのアウトプットなど
出版の可能性を広げることを考え
一歩一歩前進することで、私はチャンスを手に入れたのです。
目標を決め、自分にできることをリストに書き出したのですが
その時に考えたのが、誰と付き合えば、良い情報が得られるか?ということでした。
出版が目標なので、書くこと、読むことを自分に義務付けました。
ソーシャルメディアからの発信を習慣にしたのです。
また、友人の著者や編集者に何度も会い、彼らからアドバイスをもらいました。
著者や編集者に会うことで、自分にも出版ができるはずだというイメージを固めたのです。
自分も著者の一人になったというイメージ・トレーニングをしながら
毎日、文章を書き続けたのです。
実は、このイメージ・トレーニングがとても効果がありました。
まだ、出版ができていないにも関わらず、多くの著者と交流することで
自分が著者になったというイメージで、行動できるようになったのです。
今思うと、これが私の自信につながり、チャンスを引き寄せたのかもしれません。
目標を決めて、やるべきことを書き出すことから始めてみましょう。
何歳になっても夢は実現できると考えれば、行動が怖くなくなります。
小さな行動の積み重ねで、夢が叶うと最近の私は確信しています。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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