僕のこと、まともな人間には見えないだろう?(イーロン・マスク)
イーロン・マスク 未来を創る男(アシュリー・バンス著)がメチャメチャ面白いです。
スティーブ・ジョブズの次を担うのは、イーロン・マスクだと言われて久しいですが
この男の思考と行動は面白すぎて、凡人にはついていけません。
恐ろしいほど個性的な経営者のヒストリーを読めるのは、とてもワクワクな体験で
読了後、爽やかな気持ちになると同時にハッピーになれました。
電気自動車、太陽光発電、ロケットと壮大な夢が次々実現していくことで
アメリカの有力経営者の中でも、傑出した存在になっていくのです。
イーロン・マスクは現代の錬金術師で、不可能を可能にする男なのです。
彼は「火星に人類を送り込む」というビジョンを語ることで、人を自在に動かしてしまうのです。
夢を追う天才は、常識からかけ離れた生活を送り
プライベートジェットで文字通りアメリカ中を精力的に動き回っています。
このビジョンと行動量の最大化が、彼の運を切り開いています。
マスクは、子どもの頃、空想と現実が区別できませんでした。
読書好きな少年で一日に10時間を本を読むこともあったそうです。
マスクが行方不明になると、本屋を探せば見つかるというほどの本好きだったのです。
終いには、読む本がなくなり、百科事典2セットを読破するほどだっだと言います。
彼は天才肌の物知り少年で、人の誤りを正さずにはいられない偏屈な少年だったのです。
そのため、友人から嫌われ、寂しい子ども時代を南アフリカで過ごしました。
彼は貧しい子ども時代を過ごすのですが、空想の力で人生を楽しめることを見つけていたのです。
なぜなら私は貧しくても不幸ではなかったからです。貧しくてもハッピーであることは、リスクを取る際に非常に大きな助けになります。
そして、マスクはオタクになることで、人生を切り開いていくのです。
集中する力を鍛えたことで、誰にも負けない自分を生み出したのです。
その後、コンピュターやテクノロジーに興味を持ち、彼はアメリカを目指します。
南アフリカではイノベーションを起こせないと考え、彼はカナダ経由でアメリカに向かうのです。
そして、1994年に太陽光が地球を救うと考え、未来を変えるために猛烈に動いていくのです。
しかし、子どもの時の性格は変わらず
パートナーと取引先と死に物狂いで戦ってしまうために
一部の人たちにとって、マスクの存在は許せないものですが
彼は自分の道をひたすら進んでいくのです。
私はサムライの心を持っています。失敗で終わるくらいなら切腹します。
並外れた行動力と執念で、彼は自分の運を良くしていきます。
敵も多いが味方も多いマスクですが、本書を読む限り、彼の成功は続きそうです。
実際に仕事をしたら大変なタイプなのでしょうが
本書を読むことで、私はいつの間にか、彼のファンになっていました。
起業家は粘り強く、毎週80~100時間、地獄のように働くべきです。これは成功確率を上げるために必要なことです。
彼はこの調子で動き続け、人類の火星への移住もきっと実現してしまうのでしょう。
世の中を変えるというイーロン・マスクのビジョンに圧倒され
私は300P以上の分厚い本を、あっという間に読み終えました。
ボスのために働かないでください。地球の未来のために働いてください。
本書イーロン・マスク 未来を創る男は
ワクワクしたい方、未来を知りたい方におすすめの一冊です。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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