本を習慣的に読む人は、『物事を決断する』『計画する』『優先順位をつける』などの能力が、読まない人に比べて優れていることが明らかになっています。読書によって『人生に山や谷は避けられないものだ』と理解できるようになるからでしょう。(ジョージ・ビリントン)
仕事などの必要に迫られてではなく楽しみのために本を読む行為は、うつを防ぎ、精神を安定させる効果があります。また、好きで本を読む習慣のある人は、それがない人に比べて、ストレスや落ち込みを感じる率や認知症になるリスクが低いという研究結果があります。彼らは概して生活への満足度が高く、自分は幸せで、人生でしていることに価値があると感じています。(スー・ウイルキンソン)
COURRiER Japon2 月号が、読書の特集を組んでいますが
その中の”週に30分”で人生を好転させる「読む習慣」という記事が
読書の価値をとてもわかりやすく説明していました、
私たちは、たった週に30分の読書でも、自分を変えられるのです。
読書によって、知識や教養を身につけたり
心身の健康や能力、社会性、幸福感を高めることができるのです。
様々な人生を疑似体験することで、判断力など生きる力を鍛えられます。
読書を習慣化すると、他人の立場から物事を見られるようになります。
他者の価値観を尊重したり、人を受け入れられるようになれば
仲間との関係を深められ、人脈を強化できます。
社会問題や文化の多様性にも広く目を向けることで、高い意識を持てるようになります。
書籍から多くの価値観を学ぶことで、自分を成長させられます。
記事の中で、リバプール大学のジョージ・ビリントン博士と
リーディング・エージェンシーのスー・ウイルキンソン氏は
読書を習慣化するためには、4つの秘訣があると言っています。
1、「読みたい本」を読む
→読書を習慣化するためには、まずは、読みたい本を読む。
2、週に30分だけ読む時間を作る
→1日に数分でもよいので本を読む時間を作ることが、未来の読書時間を増やす。
3、読書の課題を設定し、変化をつける
→読み続けるモチベーションになる新しい課題を設定する。
目先を変えるために、違うカテゴリーの本を読む。
4、面白いと思えなければ、途中でやめる。
→読書には途中でやめてよい権利と、別の本を探して選ぶ自由がある。
つまらない本に時間を使うのはやめて、自分が楽しめる本を読む。
読む習慣を育むためには、まずは本を日常の当たり前にすべきです。
いつでも本を持ち運び、隙間時間に本を開くことを習慣にしましょう。
私はiPhoneのKindleアプリを使って、移動中でも読書を楽しむようにしています。
毎日の読書を習慣化できたら、一日の読書時間を少しづつ伸ばすのです。
面白い本が見つかったら、その著者の本や関連書を読み漁るのもよいでしょう。
いろいろな本を読むことで、視点を広げたり、共感力を高められます。
読書を習慣にするためには、良い本を見つけるための努力も欠かせません。
新聞やブログの書評を定期的にチェックしたり
本屋を散歩するなどして、良書との出会いを増やすのです。
読書によって、著者の思考法をモデリングしたり
人生を疑似体験することで、私たちは自分の可能性を広げられます。
このように読書というインプットを増やすことで
私たちは人生をワクワクなものに変えられるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Maximum City via photopin (license)
コメント