ジョン・C・パーキンの「FUCK IT」の書評。人生を劇的に軽くする一言で思い込みをぶっこわせ!

何かを求めることをやめたときにこそ、その”何か”を得られるようになる。(ジョン・C・パーキン)

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自分の人生をコントロールしようと思うと壁にぶつかります。
今の目の前の現実は自分の見方を少し変えることで
たいしたものに思えなくなります。
多くの人の悩みは、自分の思い込みから生じていますから
苦しいと感じたなら、今すぐ自分の価値観や優先順位を疑ってみましょう!
ジョン・C・パーキンは、書籍FUCK ITを通じて、思考を変える方法を教えてくれています。
「FUCK IT!(もうええわ)」と言うことで、自分の頭の中を一瞬で変えられます。
視点を置き変えることで、悩みをあっという間に解決できるのです。

現代人の多くは、お金についての悩みを抱えています。
人はお金がなければ、お金が欲しいと悩み
少しお金を所有すると、もっとお金が欲しくなります。
そこそこのお金持ちになれば、自分より上のお金持ちを羨ましがるようになります。
たとえ、大富豪になったとしても、今度はお金がなくなる心配を始めるのです。
このように、お金に対する欲望は際限がなく、次々問題が生まれきます。

お金のことで絶えず悩むのも、私たちがお金に執着しているからです。
「FUCK IT(もうええわ)」と一言、自分につっこみを入れることで
お金に対する思い込みや執着を手放せます。
ジョン・C・パーキンのお金に対する考え方を読むと、頭が整理できます。

じつのところ、お金にまつわる緊張の多くは、「お金を持たないこと」に対する恐怖なのだ。だから、破産したところを想像してみて、その恐怖に真正面から立ち向かうといい。全財産を失ったら、現代の社会ではどういう対処ができるのか。仕事を探す間、福祉のお世話になるかもしれない。けれどもなんらかの仕事を見つけて、なんとかアパートを借りるだけのお金をつくることから、再スタートすればいい。すべてを失っても、死にはしない。失ったところで、世の中はまたあなたが提供するものを評価してくれるだろうし、もう一度、惜しみなく与えてくれるから。もうみなさん想像がつくだろうけど、お金をもっと手に入れようとする執着も、持っているお金を失いたくないという執着も、余裕のなさにつながるということ。お金に対して「ファック・イット(もうどうでもいい!)」を言うとその不安が解き放たれ、必死さがなくなり、考え方がやわらかくなる。お金に対する執着をゆるめるだけで、物事がより自然に循環するようになる。

お金がなくなったとしても、自分の価値をしっかり提供できれば
私たちはなんとか生きていけるはずです。
お金に対する執着を捨てることで、お金に対する必死さがなくなり
自分の周りにお金が循環するようになるのです。

ジョン・C・パーキンは自分自身を高く評価すればするほど
より多くのものが返ってくるようになると言っています。
世の中に自分の価値を提供し始めると、ちゃんと対価をもらえるようになります。
自分の行動に制限を設けたり、お金に対して神経質になることやめて
逆に、自分のやりたいことにお金を使ってみるのです。

お金に対して神経質になることをやめると、もっとお金をつかったり、より投資するようになったり、もっと気前がよくなったりするかもしれない。こうしてお金の流れができて、結果的により多くのお金が自分に向かってくるようになるものなのだ。

本を買ったり、勉強会に投資するなど自分への投資を習慣化しましょう。
どんどん自分のためにお金を使うことで、自分の価値を高められます。
その結果、自分の周りにお金が循環し始めるのです。

もしも、お金に対する恐怖心を持っているのなら
今すぐに「FUCK IT!(もうええわ)」とつぶやいて、自分に投資してみましょう!

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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