怠け者の脳をあっという間にアクティブにする方法 

書評

歩けば、いやが上にも脳の働きは活性化します。私は数年前から、朝と昼食の前後に計2万歩が日課です。(築山節)

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脳は動かさないと、ダメになるという特性を持っています。
脳は基本的には怠け者で、楽をしたがるようにできていますから
アクティブな状態に保つために、運動を心がけたほうが良いのです。
脳科学者の築山節氏は脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高めるの中で
脳のために、手・足・口を動かすことが大事だと書いています。

人間はしっかりと二足歩行ができるようになり、手を自由に操れるようになり、口を使って言葉を話すことができるようになって、初めて高度な思考力を発達させることができたわけです。

人間は二足歩行によって脳を進化させたわけですから
歩くことが脳のために良いのも理にかなっているのです。
築山氏はその理屈を以下のようにわかりやすく説明しています。

運動系の機能を使うのが思考系の活性化のためにも有効なのは、次のように考えてみても分かりやすいかも知れません。足や手や口を動かす運動系の機能は、脳の表面中央付近に分布しています。その脳領域を十分に働かせるということは、そこに至る脳の血流を良くすることとイコールです 。特に足を動かすための機能は、頭頂部に近いところにある脳領域が担っているので 、よく歩いているうちに 、血液が脳の高いところまで汲み上げられます。歩くというのは、足を中心とする全身運動ですから、脳全体に血液が巡りやすくなる。散歩をした後に脳が働きやすいのは、そういう理屈からも説明できるのです。

朝から脳をアクティブに動かすことが、1日の価値を高めてくれます。
運動と同じで、脳にもウオーミングアップが必要です。
脳の運動系を活性化するために、手・足・口を意識して動かすことを習慣にしましょう。
そのために、朝起きたら、部屋の片付けをすると良いと築山氏は言います。
片付けは、目で状況判断しながら、手を動かしますから、脳の準備運動として最適です。
一時間程度の散歩も、足を使う全身運動ですから
脳全体に血行を行き渡らせることができます。
景色を楽しむなど、五感を使うことで脳を元気にできるのです。
脳に刺激を与えるという意味でも、散歩は効果があるのです。
以下の築山氏の言葉を読むことで、体を動かすことの価値を再認識しました。

パソコンやテレビから新しい情報を得て、刺激を受けるという方法もありますが、情報の内容は変わっても、モニターに映し出された平面的な情報ばかりを見ていると、目の焦点が変わらないため、脳の変化はあまり起こりません。それより効果的なのは、目のフォーカス機能を使って立体的な情報をキャッチすることです。やはり外に出て、遠くのビル群や空に浮かぶ雲を見て目を動かしたほうがいいと思います。目の焦点をダイナミックに切り替えると、脳が急激な変化に対応しようとして思考にも柔軟さが出てきます。

また、朝の挨拶(声出し)も、効果があるそうです。
言葉を発することで、口と耳を同時に使えますから
脳のウオーミングアップにつながるのです。
朝から元気良く家族や仲間とコミュニケーションすることで
脳を若返らせるのですから、元気の良い挨拶を心がけたいものです。

築山氏のアドバイスを信じて、朝から手・足・口を動かしてみましょう。
私は毎朝、音読を心がけたり、ブログを書くことを習慣にすることで
朝から脳を動かせるようになりました。
自分にフィットする脳のウオーミングアップ法を本書を読めば、見つけられます!
脳をアクティブにする習慣を今日から始めてみましょう。
こちらの歩くことと脳の参考記事もご一読ください。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    

photo credit: Prisa via photopin (license)

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