IQの数値に関係なく、生徒たちは誰でも皆、時間をかけて勉強に取り組みさえすれば、必ず出来るようになるということを。(アンジェラ・リー・ダックワース)
第3の成功因子「グリット(Grit)」をご存知でしょうか?
グリット(Grit)とは、成功者がもっている特質で
TEDでアンジェラ・リー・ダックワースが、披露した成功因子です。
※ Grit=(困難にあってもくじけない)勇気
ここではTEDの日本語訳の「やり抜く力」をGritにします。
アンジェラ・リー・ダックワースは、マッキンゼーのコンサルタントをやめ
中学の数学教師になり、成功因子がIQではないことに気づきます。
そして、大学院に行き、心理学者となり、成功因子の研究を行います。
子供や陸軍士官学校、民間企業などで様々な研究を行い
彼女はある成功因子を発見します。
それは、 巷で考えられているIQでなどはありませんでした。
社会的知性やルックス、身体的健康なども成功には関係がなかったのです。
なんと人間の「やり抜く力」が成功に最も影響を与えていたのです。
やり抜く力とは、超長期目標に向けた情熱や忍耐力で、スタミナがあることでもあります。やり抜く力は、明けても暮れても 自らの将来にこだわることです。 その週だけとか、その月だけではなく、何年もの間、一生懸命に取組み、その夢を 実現することです。やり抜く力は、短距離走ではなく、マラソンを走るように生きることです。
アンジェラ・リー・ダックワースは、やり抜く力の育て方は
まだ分かっていないとTEDで発言しています。
以前の私は、何もかも中途半端で、長続きできませんでした。
しかし、9年前に断酒した時に、習慣化のヒントを見つけました。
それは、自分を変えたいという意志の力です。
アルコール依存症から抜け出して、夢を実現しようという成長願望が
私の断酒へのモチベーションになったのです。
お酒を止めでから、私はいろいろなことを習慣化できるようになったのですが
そこにも自分を良くしたいという意識が働いていたのです。
このブログも毎日更新し始めてから、5年近くの時間が経過がしています。
飽きっぽい私がブログを継続できていることに、自分でも驚いていますが
今は書くことが、楽しくて楽しくて仕方がないのです。
私の中で、現状を変えたいとう考え(成長思考)が強くなり
結果として、やり抜く力を鍛えていたのです。
成功思考とは―学習する能力は固定しておらず 努力によって変えられると信じることです。(キャロル・ドウェック)
スタンフォードのキャロル・ドウェックが言うように
努力によって自分を変えられると信じることが、スタートラインなのかもしれません。
アルコール依存症で苦しんでいた私が
インプットとアウトプットの最大化で人生を変えることができたのです。
教育に必要なことは、心理学的な見地から、もっと子供たちを理解してあげること、もっと子供たちがモチベーションを高めながら学べる環境をつくってあげることだ、と。(アンジェラ・リー・ダックワース)
私たち大人のつとめは、子供達に努力によって
人生を変えられると教えることなのです。
そのためには、私たちひとりひとりが成功思考を持って
やり抜く力を鍛えることが大事なのです。
私も断酒とこのブログで、コツコツ努力することの重要性を理解できました。
まずは、自分を変えると決めて、やりたいことを始めてみましょう。
2016年の仕事始めの今日を変化のスタートラインにするのもよいと思います!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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