ジュリア・キャメロンの「書くことはともかく一つの文章から始まる。」という言葉から、私がインスパイアされたこと

時間的余裕がないというのは、書けない理由としてはありがちだ。しかし、私は「今、書きなさい」と言いたい、書くことを大げさに考えていると書きづらくなるが、日常的に書いていると書けるようになるものだ。(ジュリア・キャメロン)

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多くの人は、話すことができるのに、文章は書けないと言いいます。
かくいう私も、書きたいという思いは強かったのに
44歳まではほとんど文を書かずに生きてきました。
mixiやTwitterと出会えたおかげで、私は短文を書くようになり
やがては、アウトプットが苦にならなくなりました。
私は書くことを日常の習慣にしたのです。

Twitterの140文字であれば、いつでもどこでも書けるはずです。
ソーシャルメディアの登場で私はマインドセットを変えられました。
iPhoneを使って、電車や隙間時間で文章を書くようになったのです。
時間がないという言い訳は、通用しなくなったのです。

書くことはともかく一つの文章から始まる。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。で有名なジュリア・キャメロンは、
あなたも作家になろう―書くことは、心の声に耳を澄ませることだからの中で
文章は一瞬で生まれるし、そんな一瞬をやりくりした文章の積み重ねで
小説は完成する。ありあまる時間は必要ない」と言っています。
時間を言い訳にしないと決めれば、文章を習慣化できるのです。

自分の心の中にある創造性という井戸から水を引くコツを覚えれば、いつでもどこでも水を汲めるのだ。

完璧に書こうとは思わずに、自分の頭の中に浮かんだ世界を
自分の言葉で表現することで、文章は生まれます。
Twitterの140文字をまずは書いて、それを積み重ねていきましょう。
一文が集まって段落が生まれ、一段落が集まってやがては作品になっていくのです。

積極的に書く習慣が生まれると、時間を見つけようという意志が働き始めます。
私はやらないことを決めて、空いた時間を文章を書く時間に置き換えています。
書く喜びが自分の日常を変えていき、やがてはそれが本に生まれ変わるのです。
私は毎日ブログを書きながら、それを出版につなげています。
もし、毎日文章を書いていなかったら、私は最初の一冊だけしか本を書けなかったはずです。
日々書いていれば、荒削りな文章もだんだん上達します。

完璧を求めて、文章を書かなければ、あなたの作品は永遠に日の目を見ないのです。
まずは、頭に浮かんだイメージを言語にし、メモにしていくのです。
これを継続すれば、文章を書くのが好きになるはずです。

書くための時間を追い求めるようになると、時間を大切にするようになります。
これで集中力が鍛えられ、他のやりたいことにも時間を使えるようになります。
時間の密度が上がることで、人生が楽しくなるのです。

書くことは、観察者としての私たちが現実世界と踊るダンスだ。

また、書くことを習慣にすると、世の中を好奇心を持って眺められるようになります。
書くネタを見つけようという気持ちが、世界を面白くしてくれるのです。
いつもワクワクしながら自分の周りを見ることで、新たな気づきをもらえ
チャンスを引き寄せられるようになるのです。

書くことによって、思考が生まれ、自分を成長させられます。
書くことで私たちは人生を一新できるのですから
自分の人生を素晴らしくするために、毎日文章を書くようにしましょう。
辛いことが起きたら、それを書き出せば、頭の中が整理され
必ず解決策が見つかります。
日記でも、ブログでも良いので、それを習慣にするのです。

どんな気分の時でも書き始めれば、集中でき
自分をポジティブにできるのですから、書くことをやめないようにしましょう。
書くことは自分の価値を高めてくれるのですから
書くための時間を他のことより優先し、積極的に時間を作り出すべきなのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: Stars Spinning Over Water via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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