愚痴はいかなる理由があろうとも、決して役には立たない。(ラルフ・ワルド・エマーソン)
愚痴を言うことは決して建設的な態度ではありません。むしろ恥ずべき態度です。愚痴を言えば言うほど、心の中に不満がたまります。その結果、精神的にも肉体的にも経済的にも、ますます多くの不幸を招き寄せてしまうのです。変えることができないなら、愚痴を言ってもしかたがありません。変えることができるなら、それを変えるための行動を起こすべきです。(アンソニー・バーグランド)
年をとると愚痴っぽくなりますが
なんとかこの悪癖を減らそうと、私は絶えず努力をしています。
愚痴を言えば言うほど、自分の心の中にマイナスの感情を溜め込んでしまいます。
愚痴は自分の気持ちをネガティブにしますし、周りの人にも大迷惑です。
愚痴を言うことでポジティブな人が離れていき
逆に、ネガティブな人が引き寄せられるという悲しい結果が待っています。
このループを断ち切らないと人生は面白くなるはずがありません。
愚痴は酒に似ています。大いなる悩みがあるとき飲めば、しばしそのことから解放されます。しかし、酔いがさめれば、現状は少しも変わっていないことに気づかされるはずです。(しまずこういち)
以前の私は酒が大好きだったので、酒場での愚痴は最高のサカナでした。
飲みながら愚痴のオンパレードで、自分の心をダメにしていたのです。
20代から40代台前半までは、愚痴と酒で時間を浪費し、いつも現実逃避をしていました。
翌日、目覚めると何も変わっていないことに気づき、愕然とするのです。
心と体を余計に重くして、自分の財布を軽くするだけだったのですが
悲しいことに、当時の私にはそれをやめる力がなかったのです。
愚痴を言うのは老化の証拠です。愚痴だけは何の勉強をしなくとも言えるものですから。(渡辺弥栄司)
愚痴を言いたくなるのは、自分が暇だといくことに気づきました。
だんだん年齢を重ねているうちに、自分には時間がないことに気づきました。
私は44歳の時に断酒し、人生をやり直すことを決めたのです。
老人が愚痴を言うのは学ぶことを諦めたからだと
弁護士の渡辺弥栄司氏は、喝破しています。
愚痴を言うこと=老化だとすれば、それを防ぐために徹底的に学べばよいのです。
私は愚痴を言うのをやめて、読書や勉強会でのインプットを増やしたのです。
酒を飲まない時間を全てインプットとアウトプットに費やすことで
面白いことを引き寄せるようにしたのです。
実際にネガティブな言葉を使わないようにすると、環境がどんどん変わってきました。
ポジティブなメッセージを発信することで、周りに元気な人が集まってくるようになったのです。
その中に著者や経営者、コンサルタントがいたおかげで、私は多くの気づきを得られました。
今、こうして経営者や著者として活動できるようになったのも
9年前に意識と行動を変えたからだと思います。
愚痴を減らすことで私は老化を防ぐだけでなく、ワクワクな仕事も引き寄せられたのです。
このように愚痴をやめることで、私たちは少なくとも5つの効果を得られます。
■良い人脈。
■心と体の安定。
■時間の有効活用。
■ワクワクな仕事がひきよせられる。
■老化を防げる。
もしも、愚痴で悩んでいるのなら、さっさとやめてしまいましょう!
私のように時間を無駄にしないですむのですから。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: THINK The Save Way is The Best Way Out of Context Sign via photopin (license)
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