時間を管理するには、まず自らの時間をどのように使っているかを知らなければならない。(ピーター・ドラッカー)
先日、コボリジュンコさんと大阪でセミナーを開催してきました。
習慣化をテーマに、自分の時間を変えることをワークショップ形式で学びました。
コボリさんの使っている習慣デザインシートを活用して
自分の理想の1日を実現していこうというプログラムです。
ドラッカーが言うように、自分の時間を見直すことはとても大切なことです。
自分の時間を有意義にするためには、まずは自分のログを取ることが肝心です。
自分が何に時間を使っているかを知らねば、その後の対策は練れません。
参加者のみなさんもかつての私のように「時間活用」で悩んでいました。
睡眠時間や勉強時間を確保するために、どうすればよいかを
参加者のみなさんとコボリさんと議論しました。
人は多くの時間を無駄にしている。誰もが、時間など無限にあるかのように振る舞っているが、実際には時間こそ限りある資源であり、人はそれを上手に活用していない。(ダニエル・カーネマン)
時間は有限で、私たちはみな24時間の中で結果を残さねばなりません。
コボリさんと私は、睡眠時間を大事にすべきだと考えています。
無理は禁物で、睡眠を削ると生産性を下げてしまいます。
睡眠時間を確保するためには、生産性の高い朝時間を活用すると良いかもしれません。
朝時間は、脳がアクティブに動きますし、誰にも邪魔されません。
朝時間の生産性は、他の時間よりはるかに高いことがわかっていますから
クリエイティブなことを朝時間にやれば、効果が期待できます。
また、隙間時間を活用すると勉強時間も確保できます。
移動時間やドキュメントをダウンロードするときにも、本を読むことを習慣化するのです。
私はiPhoneのKindleアプリでいつも読書をするようにしています。
コボリさんはデスクのパソコンの横にいつも読みかけの本を置いて
いつでも読書を楽しめるように準備しているそうです。
やりたいことがあったら、自分の行動を促すための準備を欠かさないことです。
学びたいジャンルの本をカバンに入れたり
オフィスのデスクの目立つ場所に置いておくのです。
私はKindleアプリをiPhoneの右下の一番目立つ場所に置いて
ソーシャルメディアより読書を優先するようにしています。
また、自分のやりたいことをスケジュールにしっかり書き込むとよいでしょう。
1日に30分でも学ぶ時間を確保するために、自分の意識を変えるのです。
7つの習慣で有名なスティーブン・R・コヴィー博士は、次のように言っています。
大切なのは、「スケジュール課題に優先順位をつける」ことではなく、「優先課題をスケジュールに入れる」ことである。 (スティーブン・R・コヴィー)
一番やりたい勉強を先送りしているのなら、スケジュールに入れて
自分の中での優先順位をあげるのです。
まずは、毎朝、30分の予定を学びの時間として
スケジュールに記入し、実践することから始めましょう!
3週間以上続ければ、やがて自分の良い習慣にできるはずです。
自分を成長させるための大きな目標をつくり
そのための一歩を踏み出すのです。
その時に、優先課題をスケジュールに入れることからスタートすれば
勉強を習慣化できるはずです!
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