カエルにキスをしろ!(ブライアン・トレーシー著)の書評

成功した人々のきわめて重要な行動の一つは、「理想化」と呼ばれる行動だ。この理想化によって、あなたはあらゆる面において完璧な未来像を描くことができる。「制限のない」考え方を練習するのだ。あなたは、時間もお金も、友だちも知人も、教育も経験も、そしてどんなものにでも「なれるし持てる」、またそれを行うために必要な才能も能力も、すべてを持っていると想像しよう。(ブライアン・トレーシー)

スクリーンショット 2016-02-04 10.20.39
ブライアン・トレーシーカエルにキスをしろ!には
彼の素晴らしい思考法がたくさん紹介されています。
その一つが、「理想化」と呼ばれる作業です。
完璧な未来像を作って、未来から自分を振り返る癖を習慣化するのです。

まずは、5年後の完璧な自分の未来をイメージしましょう。
5年先を予想し、それから現在、そして今いる場所を振り返るのです。
5年後の自分の仕事や家族との関係、健康、経済状況が
完璧で申し分のないものだとイメージするのです。

次に今日1日を完璧な1日にするために、何をするかを考えましょう。
今日の24時間の積み重ねが、完璧な5年後を実現するための入り口なのです。
その際、制限をなくして、理想の1日を考えることを心がけるのです。
そして、そのためのアクションを起こすのです。
自分にブレーキを踏んでいては、理想の未来は生まれません。

また、行動するときに、恐怖感を感じても逃げないようにしましょう。
その壁を乗り越えると、チャンスが突然現れます。
自分のネガティブな感情を受け入れ
それをポジティブな感情に置き換え、行動することで
人生を面白くできるのです。

問題が起きたときには、注意深く分析し
一つ一つ紐解いて、答えを見つけるようにしましょう。
現状を書き出して、事実と問題を区別するのです。
事実は変えることができませんから、それで悩むのは止めましょう。

例えば私は今52歳ですが、この年齢をいくら考えても変えられません。
現状の事実に対して怒ったりはせずに、ありのまま受け入れ
自分人生や行動にそれを合わせるのです。

しかし、達成していない目標が問題ならば、解決策はあります。
その障害物を見つけて、取り除けばよいのです。

自分に自信をもって、一つ一つ解決策を考え、目標に向かって走り出すのです。

あなたを不幸にする事実は、ほとんどが 「過去」にあり、過去に起きたことは事実だ。これは重要なことだ。というのも、多くの人は過去に予想できなかったことのために、現在、鬱々とし、惨めな気持ちでいるからだ。しかし、それは過去に起きたこと、あるいは起きなかったことなのだから、現在では変えることのできない事実なのだ。事実にうろたえるのはよくない。

ブライアン・トレーシーは、過去にとらわれると不幸になると書いています。
過去に時間を費やすのをやめ、未来志向で人生をやり直すのです。
5年後の理想の自分をイメージして、そのための行動を今日からスタートしましょう。
こちらの書評
も是非ご一読ダサい。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
  スクリーンショット 2016-02-12 22.00.31 

photo credit: Imagine everything via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評名言生産性向上その他ブログアイデアクリエイティビティビジョンボードライフハック
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました