すべてのことに終わりがある。一日、一週間、一か月、一年、すべていつか終わる。キャリアにも終わりがあるし、愛もいつか絶えるかもしれない。そして間違いなく、命には限りがある。私は、そう意識することを、やる気につなげてきた。(エリック・ベルトランド・ラーセン)
メメントモリという言葉をご存知でしょうか?
ローマ時代の勝者の将軍の耳元で、このメメントモリはささやかれたそうです。
ウィキペディアから、以下引用します。
メメント・モリは、ラテン語で「自分が必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句。「死を記憶せよ」などと訳され、芸術作品のモチーフとして広く使われる。
たとえ、戦いに勝利しても、命には限りがあることを
将軍に思い起こさせるためにあえて凱旋パレードの時に使われた言葉だそうです。
エリック・ベルトランド・ラーセン著の
ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えようの中に
この逸話が紹介されていましたが
私たちの人生には、必ず限りがあることを知らねばならないのです。
しかし、私たちには日々トラブルが襲ってきます。
私たちはこんな時に、どう対処すればよいのでしょうか?
エリック・ベルトランド・ラーセンは
そんな時にマインドセットと時間軸を変えればよいと教えてくれています。
苦難に直面すると、たいていの人がネガティブな気持ちになる。そうでなくて、人生を俯瞰で見て、いつかは終わるという意識を持つ。それは、習慣を変えようとするときの意志力を高めることにもつながる。他人にできることは、私にもできる有限の命を意識する以外にも、人生を俯瞰で見る方法はある。
嫌なことに遭遇すると私たちは、ネガティブな気分に陥りますが
人生を俯瞰で考え、時間軸を味方にすれば解決できるのです。
まずは、過去の大きなトラブルを思い出してみましょう!
今、それで悩んでいるでしょうか?
人生を俯瞰で見て、いつかは終わると考えられるようになると
行動できるようになります。
困難にも立ち向かえるようになり、克己心も鍛えられます。
自分の設定した基準と今の自分を比べればいい。基準をクリアして 、目標を手に入れようと夢見ることで 、やる気を引き起こすのだ。
また、他人との比較は意味がないと考え、それに時間を使うのはやめましょう。
自分の過去と比較して、自分が今成長しいぇいるのか?を確認したり
自分の設定した目標と現状の乖離を見ることで、足りない部分が見えてきます。
常にベストの自分を目標にすると、人はやる気を持て、成長できるようになるのです。
私にとっての成長するための手段は、「知識」と「体験」と「アウトプット」です。
知識を得るために、私は読書の時間を最大化するようにしています。
暇な時間があったら、KIndleで本を読み、自分の価値を高めるのです。
体験を増やすために、海外に出かけたり、多くの人に会うことにも時間を使います。
また、それらをアウトプットするためには
学んだことをしっかりと自分のものにしないとできません。
アウトプットすることで、知識や体験から得た学びが、強化されるのです。
この3つを意識することで、私は時間をコントロールすることを身につけ
自分のパフォーマンスを高められるようになったのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Colosseum, Rome via photopin (license)
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