一流の育て方(ミセス・パンプキン&ムーギー・キム著)の書評

習慣化

私は、「親が知らないことやわからないことは、子どもの自主性に任せる」「子どもに反対したことが間違いだと気づいたときは、即それを認め撤回する」ということを常に意識してきました。世間知らずで時代遅れの親が子どもの未来を邪魔することほど醜く、わだかまりを残すことはないからです。(ムーギー・キム)

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一流の育て方―ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる

ミセス・パンプキン&ムーギー・キム著)を読了しました。
私たちはインターネットやスマホの洗礼を大人になってから受けてきました。
若者たちの働き方は、この数年で変化し、私たち世代のものとは全く様変わりしています。
新しい企業が次々に生まれ、就職という視点では私たちの常識は使い物になりません。
会社や学校を選ぶときには、子供に選択を任せた方が良さそうです。
そのためにも、子供の自主性を育むことがポイントになりますが
本書を読むことで、子育てのルールを理解できます。

一流の育て方は、東洋経済オンラインの連載で有名なムーギー・キム氏が
優秀な人材を育てる子育てとは何か?をミセス・パンプキン氏と整理した一冊です。
日本の一流大学に合格した数百のエリート家庭のアンケートから
子育てのためのヒントを導き出しています。

自分で決断することを覚えさせなければ、子どもの人生から自主性・主体性を摘み取ってしまい、将来、自分が何をやりたいのかわからず、何も自分で決められない、リーダーシップのかけらもない大人になってしまうのです。

子供から「感謝される教育方法」というものがあるのですが
本書の数多くのケーススタディから、そのルールを学べるのです。
自主性を勝ち取った多くの学生のアンケートによって
我流の教育方法を排除できるという意味で、本書は評価できます。
(ただし、学生のアンケートなので、実際に成功したビジネスマンではないことは考慮が必要です。)

多くの子供達は、自由に決断させてもらったことを感謝しています。
自分の好きなこと、やりたいこと、目標を明確にさせることで
子供達は親から解放され、積極的に動き始めます。
親が良かれと思った選択が、子供にとって良いわけではありません。
子供の個性を見抜き、習い事なども選択肢を与え
子供に選ばせることが必要なのかもしれません。
兄弟によっても感覚が異なりますから、何が正しいのかを親子で考える必要があるのです。
ある年齢になったら、やりたいことを子供に判断させた方がよさそうです。
親のわがままやエゴによる子育ては、子供の成長を阻害させてしまいます。

子どもの自主性と責任感、そして集中力を引き出すために、自分で目標を設定させることがいかに大切かが見て取れます。親の希望で無理やりやらせている習い事は今すぐにでも解約し、子どもがやりたいことを一緒に見つけることに時間を使いましょう。目標を自分で決めさせることが、子どもの主体性を最も引き出すのですから。

多くの子供達は、自由に決断させてもらったことを感謝しています。
自分で目標を決めた子供の頑張りは、親の想像を遥かに超えたものになるのです。
子育てに成功したい親には、参考になる一冊だと思います。
私は本書で、自分の思い込みや間違いを修正することができました。

私は、「親が知らないことやわからないことは、子どもの自主性に任せる」「子どもに反対したことが間違いだと気づいたときは、即それを認め撤回する」ということを常に意識してきました。世間知らずで時代遅れの親が子どもの未来を邪魔することほど醜く、わだかまりを残すことはないからです。

親は、子供の自主性を重んじながら、よいアドバイスを与えればよいのです。
いくら、自主性が正しいといっても放置はいけません。
子供が的確な判断ができる指南を与えることを忘れてしまってはいけないのです。
選択肢をいくつか示唆し、子供に最終判断を委ねるなどの方法を取るのもよいかもしれません。
他の可能性を子供が考えるように親が仕向けていけば
子供が社会人になった時に困らなくなるはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: Sparkle Balls via photopin (license)

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