消費で満足するだけでよいのか?クリエイティブに生きることが価値が有る!

ゲインの目標には2種類あり、モチベーションに与える影響がそれぞれ異なる。ゲインのために行うことは、よい人生に向けた活動であり、それによって人生が前に進む。ゲインの目標には、「消費ゴール」と「創造ゴール」の2つがあるのだ。(スティーブ・マクラッチー

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ゲイン
を得ることで、私たちの人生をよりよいものに変えられると
スティーブ・マクラッチーは、主張しています。
決める――すべてを一瞬で判断できるシンプルな技法参照)
消費ゴールとは、旅行や買い物など折に触れての散財を意味します。
高級レストランでの食事や高価な腕時計などの購入がそれにあたります。
大きな買い物(散財)は楽しいので、これはある程度は必要です。
こういう目標(ゲイン)がなければ、人のモチベーションは上がりません。
私たちは、趣味や余暇、買い物のために、働こうと思いますし
この「散財」が人生を少しばかり、上等にしてくれるのです。
この種の目標は、短期的にエネルギーを生み出してくれます。

嫌なことがたくさんあった日でも、楽しいことが待っていると思えば耐えられます。
しかし、買い物や旅行で憂さをはらすことはできますが、一旦、目標を達成すると
やがてエネルギーが失われ、日常のタスクをこなすだけになってしまいます。
買い物をしても、その幸福感はあまり長続きしないのです。

苦労して何かを成し遂げたときに生まれる自尊心は、生涯の財産となるだろう。一方、消費ゴールは、定期的に必要だとはいえ、やる気やエネルギーに影響する期間が短い。だからこそ、人は頻繁にこの類いの目標を立てようとするのだ!消費ゴールから生じるエンドルフィンは、得やすく失いやすいものだと言える。そのときに得られる満足や心の平穏を感じていたいから、私たちは習慣的にそういう機会をたくさん求めるのだ。

私たちは買い物などの散財だけでは、バランスを保てません。
多大な借金をつくってしまって、後悔したり
ゲームやTVで貴重な時間を無駄にしたという罪悪感が生まれるなど
消費だけに頼ると悲惨な結果が待っています。
あくまで消費ゴールは、キツイ仕事をやり遂げた時のご褒美だと考えるのです。

そして、私たちは消費よりも意義のある、人生を豊かにする目標を掲げるべきなのです。

バランスの取れた状態を保ち、燃え尽き状態に陥らないようにするためには、消費ゴール、創造ゴールの両方を目標としてかかげる必要がある。

実現すれば、いまとは違う人生
いまより素晴らしい人生になるような目標(創造ゴール)を設定することで
私たちは、素晴らしい人生を送れるようになるのです。
自分にとって重要なことを続ければ、記憶に残ります。

消費ゴールと創造ゴールの両方を認識し、それぞれの成果がどう影響するかを理解する必要があるのだ。消費ゴールから得たエネルギーは、ペイン回避タスクだけでなく、創造ゴールに向かうゲインタスクのエネルギーとしても活用できる。それを理解していれば、消費ゴールで得たエネルギーを効率よく活用できるようになる。

ペインを避けるのではなく、ゲインのための行動をすれば
人生をワクワクなモノに変えられます。
消費だけでなく、長期的な目標を達成するために
行動することで、私たちはより幸せになれるのです。
買い物依存に頼るだけではなく、目標を明確にし
アクティブに動くことで、人生を充実したものに変えられるのです。
余暇やショッピングを自らのエネルギーに変えながら
長期目標を達成することを決めることを意識するのです。
消費ゴール創造ゴールの両方を味方にすれば、人生を確実に楽しくできるはずです

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: Buy Property via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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