体験を人に伝えることで幸せになれる法則を見つけた！「セミナー講師の教科書」（立石剛著）の書評

「体験」は誰もが固有にもっているものです。あなたがこれまで体験したことは、すべてオリジナル。つまり、あなただけにしか語れないことがあり、あなただからこそ救える人が必ずいるということです。そして、その体験とは、けっして特別な体験である必要はありません。（立石剛）

立石剛氏は、 セミナー講師の教科書の中で
一人一人の体験が、自分にしか語れないオリジナルのコンテンツになると言っています。
人とは違う体験を重ねることが、私たちの武器になります。
失敗体験ですら、誰かの役に立つのです。
起業した時の失敗談や海外で気をつけなければいけないことなど
自分の体験が、誰かのソリューションになりますから
そういった情報もコンテンツにして、どんどん発信していきましょう。

インターネットやSNSの普及で、今では簡単に自分の体験をアウトプットできます。
私が毎日書評を書いて、多くの方と交流できるのも
ブログやソーシャルメディアのおかげです。
本書がテーマにしている、セミナーも今では簡単に開催できるようになりました。

私も数年前から、様々なセミナーを開催し
自分のノウハウや体験談を語ってきました。
リアルなセミナーで話をすることで
双方向の気持ちのこもったコミュニケーションが可能になります。
ソーシャルメディアやブログの読者の方と実際に会い
情報交換することで、よりよい人間関係が築けます。

実際に、セミナーでお会いした方と、いろいろなプロジェクトを動かしてきました。
三浦利規さんとの共著の神主さんが教えてくれる「おとなの神社旅」も
ことの始まりは、私のソーシャルメディアのセミナーでした。
三浦さんが大学の先輩であり、神主さんであることを知って
お話合いを進めるうちに、大人のための神社のガイドブックを出版する企画を思いついたのです。
三浦さんは毎日ソーシャルメディアで日本全国の神社の情報を発信していました。
この写真や文章を活用すれば、面白い本ができると考えたのです。
神主さんが選び、自ら解説する「神社旅」をコンセプトに
三浦さんに神社の由来やご利益に加え、立ち寄りスポットなども執筆いただき
神社を身近になものにすることを目指しました。

私は、書くことでチャンスを広げられるという話を発信してきましたが
三浦さんはその通りに動いていただき、ついには出版までこぎつけたのです。
その後、この神社本がキッカケになり
プレジデント社の神社のムック本の監修も依頼されたそうです。
書籍を見た編集者の方からアプローチがきて、あっという間に監修が決まったそうです。
昨晩、三浦さんとお会いし、この話を聞けて、とてもワクワクできました。
自分のノウハウや体験が人に役立つことほど、嬉しいことはありません。

セミナーで話すことで、人との関係を強化でき、私たちは幸せになれるのです。
立石氏もセミナー講師の教科書で、セミナーの価値を以下のうように語っています。

人から感謝されることは、「自分が世の中の役に立っている」と実感できるということです。これは、人間にとって最も大きな喜びの１つです。このように、セミナー講師を始めると、仕事に対する概念や、お客さまとの関係性がガラリと変わります。自身の体験をノウハウに変え、教えることで、まわりの人はもちろん、あなた自身もこれまで以上に幸せになれるのです。

三浦氏との会話とこの言葉を読んで
幸せになるために、久々にセミナーを開催したくなりました。
ちょっと企画を考えてみます！

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
　　　

photo credit: WTIS-15 Day 3 – Presentation of the Measuring the Information Society Report 2015 via photopin (license)

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