過去の失敗に執着しても意味はありませんが、過去の成功を思い出すことには大きな意味があります。過去の成功を思い出してイメージすることは、自信をつけて自尊心を高めるのに役立つからです。(ジェフ・ケラー)
ジェフ・ケラーの夢をつかむ方法を読むと、良い言葉に出会えます。
私は自分の思考と行動を矯正するために、本書を時々読み返しています。
過去を思い出す時も、失敗よりも成功体験をイメージすることで
自分に自信を持て、アクティブに行動できるようになります。
ですから、私たちは失敗について、あまり深く考えてはいけないのです。
失敗の原因を明確にし、それを一度受け入れたら、その後は考えるのはやめましょう。
ジェフ・ケラーが指摘するように
何かについて考えれば考えるほど拡大する罠に
私たちは、はまらないようにすべきです。
「何かについて考えれば考えるほど、それは拡大する」という法則があります。この法則にしたがえぽ、過去の失敗について考えれば考えるほど、それを繰り返すはめになります。それに対し、過去の成功について考えれば考えるほど、ますます成功することができます。どちらを選ぶかは、あなたしだいです。
もしも、過去のことを考えるのなら、成功体験を思い出すべきです。
良いイメージを何度も振り返ることで、成功脳をつくれます。
成功について考えれば考えるほど、私たちは成功に近づけるのです。
夢をつかむ方法 [ ジェフ・ケラー ] |
自分の持っていものに不満を抱いていると、自分が持っているものに意識が向かなくなります。その結果、自分の受けている恩恵に感謝して生活することができなくなるのです。自分がどれだけ多くのものを持っているか考えてみましょう。そしてその一つひとつに感謝の気持ちを持ちましょう。それはとても大切なことです。
私たち人間の脳は、放っておくとネガティブなことを考えがちです。
フォーカスするものを変えれば、人生をよりよくできるのですから
自分の優れている点にフォーカスすることを意識しましょう。
失敗ではなく、成功体験にフォーカスしたり
持っていないものに不満を感じるのではなく
自分が恵まれている存在だと考えるようにするのです。
感謝すべき対象を身の回りで探してみると多くの恩恵に気づけます。
病気になった時には健康が、停電した時には電気がありがたく思えるはずです。
まずは、たくさんの恩恵を得ていると考えて、それを探してみましょう。
それらの恩恵に意識を向ける習慣が、自分を豊かにしてくれます。
家族や仲間に感謝する習慣を持つことで、私たちは幸せになれるのです。
人々は過小評価しがちですが、感謝の気持ちはポジティブで力強い感情です。前にも指摘したとおり、人生でよく考えることは拡大します。自分が抱えている問題のことばかり考えていると、さらに多くの問題を引き寄せてしまうのに対し、自分が受けている恩恵について考えれば考えるほど、ますます多くの恩恵を受けることができます。ポジティブな感情と思考は、まるで磁石のようにポジティブな結果を引き寄せます。自分が受けている恩恵に感謝すると、心身にエネルギーがみなぎり、自然と人々が集まってきます。
自分が受けている恩恵について考え、それに感謝の念を持つことで
私たちはより多くの恩恵を受け取れるとジェフ・ケラーは言っています。
ポジティブな感情と思考は周りの人を引き寄せます。
自分の恩恵に感謝するようになるとエネルギーがみなぎり
これによって幸せが運ばれてくるようです。
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