一事成れば万事成るがごとく、一事に失敗すれば万事に失敗することもある。(アーノルド・ベネット)

だから、初めからあまり多くのことを企てないようにしよう。少しで満足することだ。思いがけないことが起きる可能性や、人間性というやつも頭に入れておこう。とくにあなた自身の性格を。一度やそこらの失敗は、それが自尊心や自信の喪失につながるのでなければ、大したことではない。しかし、一事成れば万事成るがごとく、一事に失敗すれば万事に失敗することもある。失敗者の多くは、あまりに多くのことを企てすぎて失敗したのだ。したがって、「1日24時間という小さく限られた範囲の中で、充実した快適な生活をする」という大事業にとりかかるにあたっては、早々に失敗するという失態だけは何としても避けなければならない。(アーノルド・ベネット)

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自分の時間アーノルド・ベネット著)は、私の行動に大きな影響を与えた一冊です。
ベネットの時間や行動に対する知恵を定期的に読み返すことで、人生をより良いものにできます。
私たちは大きなことにチャレンジしがちですが、その多くは挫折しがちです。
1日は24時間というルールがあるので、1日にやれることには限りがあると考えたほうがよいのです。
ベネットの小さなことに満足しよう!という考え方を、自分の中に植え付けておくと
すぐに行動できるようになり、達成感を得られるようになります。
一事成れば万事成るというポジティブ脳をつくることが、成功の早道かもしれません。

いきなり1冊の本を書こうと考えると、とても大変ですが
まずは、目標を小さく切り刻んで、ブログの記事を毎日更新すると決めてしまうのです。
書くための時間をしっかりと作り出し、習慣にすることで未来は変わってきます。
記事がストックされると、編集者の目にも止まりやすくなりますし
毎日、書くことが当たり前になり、物事に積極的になれます。

当初はほとんど書けなかった私が、5年間毎日ブログを書き続けることで
今では1日に5000から6000文字の分量を、問題なく書けるようになりました。
書くことへの恐怖感もなくなり、自分に自信を持てるようになったのです。
本のオファーがあってもブログを基軸に考えられるので、以前のように慌てずに進行できます。
時間についての考え方をベネットから学ぶことで
いつの間にか自分の人生をワクワクなものに変えられるようになるのです。

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トランクが荷物でいっぱいであると思っても、実際には四隅にわずかな隙間が生じて、小さな物なら押し込むことが可能なように、一分一秒を大切にする気持ちがあれば、一日というトランクにも小さな仕事をやる時間はいくらでもある。

ベネットは、いくら忙しても1日の中で必ず使える時間があると言っています。
1分1秒を大切にする気持ちがあれば、隙間時間も価値を持つようになるのです。
私はブログを書き始めてから、インプットの重要性に気づきました。
書く時間を確保しようとすると、どうしてもインプットの時間が減ってしまいます。

しかし、書くためにはインプットが絶対に必要だと理解できてからは
iPhoneのKindleアプリを活用して、短い時間でも本を読むことを自分に義務付けました。
TVもやめて、読書や新たな体験などのインプットの時間をキープすることにしたのです。

また、多くの読書論のアドバイスに従い、本のカテゴリをー広げました。
そうすることでいろいろな情報が繋がることで直感が働くようになり
面白いものを見つけられるようになったのです。

さまざまな分野の知識を幅広く手あたり次第に吸収する時期をもったほうがよい。そうすれば、やがて内なる声が進むべき方向を自然に示してくれる。独学で成功した人たちは、最初はまず夢中になって貪欲に片端から知識を頭の中につめこんでいったはずである。

広範囲の知識を組み合わせることで、新たなアイデアも浮かびやすくなるなど
多読が自分のビジネスにも役立っています。
貪欲にインプットとアウトプットを続けることで
自分も、人生も面白くできるようになったのです。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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