早く行きたいなら一人で、遠くへ行きたいならみんなで行け。
If You Want To Go Fast, Go Alone. If You Want To Go Far, Go Together (アフリカのことわざ)
自分一人で動いていると周りを気にせずによいので、スピードアップはできますが
人の力を借りられないので、遠くに行くことは難しい場合が多いようです。
一人の知恵には限りがありますから、なかなか壁を乗り越えることもできません。
また、好き嫌いにこだわって、似たようなタイプの人間だけで集まっても
面白いアイデアが生まれず、同じような結果になりがちです。
アフリカのことわざにあるように遠くに行きたければ
できるだけ違う人とチームを組むべきです。
以前の私はこの事実に気づかずに、酒飲み友だちの同年代
それも同じ広告業界の人間とだけ組んで、新規プロジェクトを動かしていました。
しかし、なかなか思うような結果が出せず、いつも空中分解していたのです。
多様性を欠く組織では刺激が少なくて発想が拡がらないし、クローズドな環境って人間関係が固定するので、遠慮や上下関係が生じる。だから「遠くに行く」ためには、オープンで多様性に富んだ組織になることが必須なんです。でもその転換がなかなかできない。(ちきりん)
ちきりん氏と梅原大吾氏の悩みどころと逃げどころの中のこの言葉は
これからの組織に必要なものを示唆しています。
多様性のない組織は長続きできないのです。
世代や業種、国籍が違う人たちが集まっている組織は
スタート時には、多くの困難がつきまといますが
仕組みや働き方のルールさえ作れば、どんどん成長していきます。
多様性の中から面白いアイデアや解決策が生まれてくると、組織は一気に成長します。
行動力のある人やリーダータイプ、あるいは守るのが得意な人など
多様な人材が集まることによって、より難しい課題もスムーズに解決できるようになるのです。
悩みどころと逃げどころ [ ちきりん ] |
今年の4月に、今までの私では決してコラボしなかったIT弁護士の中野秀俊氏と
新会社のみらいチャレンジ株式会社を起業しました。
みらいにチャレンジする経営者のサポートをしたいと思いから、この企業名を選びました。
法律やITに詳しい弁護士と連携すれば、面白いことが起こるのでは?という勘を信じて
当初はシンガポールと東南アジアなどの海外進出の支援を行うための
SAMURAI INNOVATIONPTE.Ltdを3月に起業しました。
彼とミーティングを重ねる中で、社長の悩みを解決するプラットフォームをつくりたくなり
4月に日本でも起業準備をはじめ、5月に二人でスタートを切ったのです。
代表は中野、私はファウンダーとして経営にあたります。
33歳の弁護士と53歳の広告会社出身のコンサルタント2人のチームに
PRやWEBマーケ、人事組織など多くの専門家が集い
会社や社長の悩みを解決していこうと考えています。
多様な人材が集まるみらいチャレンジのプラットフォームは
当事者から見ても、とても刺激的です。
ここから起業や経営のサポートを行っていきます。
今後いろいろなお役立ち情報を中野弁護士と二人で、発信していきたいと思います。
若い世代の中野氏と協業しながら、おじさんもみらいにチャレンジしていきます。
業務にご興味ある方やビジネスのご依頼などはこちらにお願いします。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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