悩みどころと逃げどころ(ちきりん&梅原大吾著)の書評

習慣化

悩まずに何かがつかめる人など、ひとりもいないのです。ラクな人生なんてどこにもない。でも、もがいてあがいてトコトン自分と向き合ってこそ、それぞれの人がそれぞれの 「いい人生」と巡りあうことができる。(ちきりん)

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ちきりん
氏と梅原大吾氏の悩みどころと逃げどころを読むと
今の教育が、いかに日本人をダメにしているかを実感できます。
日本の学校教育の現場では、考えない日本人を続々と輩出しているのです。
本書の教育に関する二人の対談を読んでいて、私は暗澹たる気持ちになりました。
なぜ?と質問しないまま、受け身の教育を受けた若者たちが
丸腰で世の中に送り込まれている現状は、やはりおかしいです。
学校と社会は全く別世界で存在している今の日本の光景は
残酷を通り越して、もはや喜劇ですらあります。
負け組をあえて創造しているとしか思えません。

今は学校で「弱者に優しくしましょう」 「みんな仲良くしましょう」って教えておいて、社会に出たとたん、 「フッフッフ、実はあれは建前でな。世の中違うんだぜ」って言ってるみたいなもんですよ。(梅原大吾)

悩みどころと逃げどころ [ ちきりん ]
価格:842円(税込、送料無料) 

学校にいる間にいろんなことで競争させ、たとえ何ひとつ勝てなくても、だったらだったでそういう現実を前提にして、いったい自分はどう生きていけばいいのか 、それを考えさせるってことね。(ちきりん)

イエスマンを作り出す学校教育、教師が期待する画一的な答え方を覚えただけでは
世界と戦えるわけがありませんし、面白い人生など送れるはずがありません。
多様性を認めない教育現場を見ると、絶望感すら感じます。
競争や社会のルールを教えない教師たちは、ある意味犯罪者かもしれません
自分の頭で考えないように仕向けながら、次々と社会的弱者を生み出す今の教師は
世界中の人々と今後激しい競争をしなければならないという日本人の現実を
あえて見ないようにしているとしか思えません。
厳しい現実を教えて、どうすれば解決できるか?を考えさせないと
日本の子どもたちは成長できません。

完璧な人は誰もいないんだから、子どものうちから人それぞれに得意なこと、苦手なことがあるという現実に向き合うべきです。(梅原大吾)

強いことを徹底的に伸ばして、苦手なことを改善するなど
教師は子どもたちにもっともっと生きる術を教えてもよいのではないでしょうか?
悩んで、もがいて、そして自ら考える強さを今こそ教えるべきだと思いますが
学校という閉じた世界で生きている教師たちには、無理な相談なのかもしれません。
真剣に子どもたちを救う方法を考えないと、そろそろヤバイですね。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

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photo credit: Linguagem Matemática via photopin (license)

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