いちどきに、数種類の別な本を読むというのも、よく知られた戦略だ。飽きないためばかりではない。むしろ、複数の本を同時並行した方が、読める分量も確実に増えるからだ。実際、一部の小説を除いては、何をおいても読み続けなければ、という気にさせる本は少ない。また、そういう読み方が良いとは限らない。むしろ小説以外の書籍は、本の世界に没入しすぎずに、書いてある事柄に対して疑問を感じたり、それを自分で考えてみたり、など、現実と本との間を往還する読み方をしなければならない。そういう内心の対話・思考を続けると疲れてくるから、別な種類の本を読んで脳の違った部分を刺激する。(吉岡友治)
吉岡友治氏の「眼力」をつける読書術の書評ブログを続けます。
私も併読派なので、数種類の本を同時に読むという吉岡氏の読書術に
とても共感を覚えました。
複数の本を同時に読むほうが、読書量を確かに増やせます。
気分を変えながら読書をすることで、難しい本も読了できるようになります。
頭を切り替えながら、いろいろな著者と対話することで脳が活性化し
自分の考えや意見が固まっていきます。
多読を心がけることで、関連書や著者のオススメ本が見つかり
様々なカテゴリーの本を読めるようになるのです。
以前の私はたくさんの本を携帯していましたが
Kindleが普及したおかげで、私のカバンは一気に軽くなりました。
読みたい本をいつでもどこでも読めるようになったのです。
Kindleを開くだけで、多くの著者の書籍を楽しめるので
私は移動中などの隙間時間を活用して、読書時間を最大化しています。
「眼力」をつける読書術 |
当然のことだが、自分が良いと思った本は必ず座右に置いて参照する。自分にぴったりだと感じられる本は、なかなか現れない。だから、何度も読み返す価値がある。何か気に入った表現を見つけたら、そこに付箋を貼っておき、とにかく何回も見直す。そのうちに、その表現は自分の中にインストールされ、何か新しい事態に対面したときに、「あ、これに応用できる」と、そのフレーズを使って考えるようになる。
吉岡氏は良書を自分の座右に置けと言います。
kindleならいつでも好きな著書の言葉を読み返せます。
著者の知識や体験を自分の中に何度もインストールすることで
自分の価値を高められるのです。
私はこの書評ブログを書き続けたおかげで
著者の言葉を絶えず切り取っています。
それらをまとめてブログで整理することで
著者の思考や言葉を自分ごと化できるようになったのです。
その結果、私の会話は以前より面白くなり、雑談力も高まりました。
書評ブログが私のビジネスに良い影響を及ぼしているのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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