旅は真の知識の大きな泉である。 (ディズレーリ)
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旅することで、私たちは脳を活性化できます。
多くの脳科学者が旅行が脳の働きに効果があると指摘しています。
旅行中、私たちは多くの新しい経験をします。
道に迷ったり、異なる言葉で話したり、美しい景色を見ることで
私たちの脳が刺激され、活性化していきます。
コレット・ファブリグール博士の研究によると
旅行などのレジャー活動への定期的な参加が
認知症のリスク低下に関連しているとのことです。
新しい土地や文化、食べ物、環境に接すると、わたしたちの脳はこうした新しい経験を受け入れるために、新しい神経経路を作ったり、作り直したりする必要に迫られます。脳の認知機能や老化防止機能を高め、変性疾患の予防につながるのです。(ブレット・ブルーメンソール)
新しい体験が脳の中に新たな神経経路を作ったり、結びつきを強くしてくれます。
旅行中は五感を総動員しますから、脳は多くの刺激を受けられるのです。
ブレット・ブルーメンソールは、新しい場所や海外に旅すると良いと言っています。
旅行、特に初めての場所や外国への旅では、あらゆる感覚を使いますね。新しい味や音、景色、匂い、手ざわりまで経験します。さらに、新しい街を歩き回ったり、両替したり、計画やスケジュールを立てたり、外国語を使ったりするなど、脳のさまざまな部分を使うことが求められます。
旅先での計画を立てたり、外国語を勉強したり
ガイドブックを読むことで、私たちはワクワクできます。
旅行について考えることで、多くの脳番地を使うことで、脳を活性化できます。
旅先では、予期せぬトラブルが起こりますが、脳が必死に解決することで
私たちの脳のつながりが強化され、老化が防げます。
見知らぬところに一人で出かけて、脳に想定外のことを経験させましょう。
1週間に1つずつ。毎日の暮らしが輝く52の習慣 [ ブレット・ブルーメンソール ] |
ひとり旅は自分を深く見つめ直し、成長するチャンスになります。自分の力で旅をするときには、誰かと一緒のときには出合わないようなことを考えるきっかけになるのです。さらに、ひとり旅では、コンフォート・ゾーンから出て、人に頼らずに自分の力で対処しなくてはなりません。その代わり、ほかの人と旅行をするときよりも、自信が高まり、脳も違った刺激を受けることになります。
いつもの決まりきった場所に行くのではなく
新しい場所に積極的にチャレンジしてみるのです。
時には一人で旅し、自分を見つめ直しましょう。
コンフォートゾーンから抜け出すことで、脳はアクティブに活動します。
それは、別に海外や有名な観光地でなくてもよいのです。
まずは、脳を喜ばせることを意識して
自分の身近な世界から飛び出してみましょう。
また、このような新しい経験にさらされることによって、創造力が刺激され、問題解決能力が高まります。身近な世界から飛び出せば、それだけ心が広く柔軟になり、自信や忍耐力が高まるのです。
例えば、自宅から数駅先の街でふらっと降りるのもありだと思います。
その際、iPhoneやGoogle Mapを使わずに
自分の直感を信じて、新たな街を探索するのです。
時には、ツールに頼らずに、自分の脳を活用して、街をさまようのもよいでしょう。
便利を捨てて、自分の脳を徹底的に活用することが、私たち現代人に求められています。
参考 1週間に1つずつ。毎日の暮らしが輝く52の習慣
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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