成功している人、生産性の高い人は「行動が早い」(塚本亮)
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当たり前ですが、成功している人は先延ばしをしません。
行動するための仕組みを彼らは作っているのです。
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣の著者の塚本亮氏は
「意志×環境×感情の方程式」という考え方を提示しています。
意志に頼るだけでなく、環境と感情を組み合わせることで
私たちは行動できるようになります。
ジェイン・マクゴニガルがスーパーベターになろう!で指摘しているように
ゲームフルにワクワクしながら、日々のタスクに取り組むことで、行動を習慣化できます。
すぐにやるための環境や感情を作り出せば、行動することが当たり前になります。
頭の中が混乱しているとやる気が起こりませんが
中身を一旦空っぽにすれば、今やるべきことが見えてきます。
頭の中に浮かんだことを書き出して、ワクワクなことから始めるのも良いかもしれません。
小さな達成感を積み重ねることで、自分の思考と行動を変えられます。
やるべきリストを書き出して、優先順位をつければ、気分を楽にできます。
本書には、すぐやる人に変わるための50のメソッドが紹介されていますが
どれも納得できる内容でした。
今日はその中から私が気になった3つのアイデアを紹介したいと思います。
■すぐやる人は目の前のことに集中する。
結果を気にし過ぎると失敗が怖くなり、行動できなくなります。
臆病になればなるほど、私たちは先延ばしをしてしまうのです。
これを避けるために、一旦成果をあきらめ
今ここに集中するとよいと塚本氏は言います。
毎日、今の自分よりも1%成長した自分になることを繰り返していくと、数値上365日後、つまり1年後には約38倍の自分に成長することができます。1.01×1.01を365回繰り返せば37.8になるからです。自転車の漕ぎ始めと同じで、最初は大きな変化が出ないものですが、そこでどれだけ全力を注げるかが1年後に大きな差を生みます。
たとえ失敗したとしても、行動したことで、経験や人脈が手に入ります。
これを繰り返すうちに必ず成果が出ますから
まずは目の前のタスクに集中してみましょう。
私も毎日この書評ブログを書き続けていたら
いつの間にか4000本の記事がストックされていました。
ここから多くのオファーをいただいたり
新たな出会いをデザインするなど私は多くの果実を手に入れてます。
このように日々の小さな習慣の積み重ねが、私たちに幸せを運んできてくれるのです。
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 [ 塚本 亮 ] |
■すぐやる人は自分にもアポを取る。
私たちは他人とのアポはしっかり守ろうとします。
これは対外的な信用を大事にするため、強制力が働くからです。
しかし、自分との約束はついつい言い訳が先行し
行動を先延ばししてしまいがちです。
自分との約束でも計画を作り、可視化していきましょう。
これで、やらない理由が明確になり、意識と行動を変えられます。
インプットなど自分の投資のための時間を確保することが、あなたの成長を加速します。
毎日、学ぶ時間を決め、あらかじめ予定に入れておきましょう。
■すぐやる人はアウトプットで頭を磨く。
すぐやる人には、積極的にアウトプットするという共通点があります。
学んだことを独り占めにしないで、必ず誰かに伝えるようにすることで
知識を自分ごと化できるようになります。
知り得た知識をアウトプットすることで
学びの質を高めながら、私たちはさらなる学びを得ているのです。
アウトプットをするとそれ以上の情報があなたに集まり始めます。
ここから次の行動を起こせば、良いスパイラルを作れます。
アウトプットを増やすためには、当然、インプットも増やさなければなりません。
私も毎日、書評ブログを書くことで、知識量を大幅に拡充できました。
日々、記事をアップするたびに達成感を得られ
自己効力感を高めることもできました。
これが大きな自信につながり、新たなチャレンジが怖くなくなったのです。
■セミナーのお知らせ
サンクチャリ出版さんとセミナーを開催します。
テーマ:ダメダメ人生から復活する方法
日時:2月9日19時 会場:千駄ヶ谷サンクチュアリ出版セミナールーム
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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