人と円滑にコミュニケーションを図るためには、さまざまな要因が必要になりますが、とりわけジェスチャーの占める役割は重要です。実は、私たちが伝えたいと思っている情報の半分以上、場合によっては8割以上が、ジェスチャーによって伝わるのです。 (サチン・チョードリー)
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私たちは言葉以外の手段によるコミュニケーションで、実は生活に潤いを与えています。
赤ちゃんとは言葉でのコミュユニケーションはできませんが
笑顔やふれあいによって、幸せな気持ちを味わえます。
コミュニケーションを言語中心にすると、意外に自分の気持ちを伝えられません。
「目は口ほどにものをいう」といったことわざが有名ですが
言葉よりも顔の表情・視線・身振りやジェスチャーのほうが
相手に気持ちを伝えることができたりします。
サチン・チョードリーは頭で考える前にやってみた人がうまくいくの中で
日本人は言葉に頼らずに、もっとジェスチャーを使うべきだと指摘しています。
ジェスチャーには、私たちが口にす言葉よりも、プレゼンターの気持ちを雄弁に伝えてくれるパワーがあります。言葉以外のジェスチャー、表情、見た目、声などによるコミュニケーションを「非言語コミュニケーション」と呼び、視覚に訴えるものや聴覚に訴えるものなど、実にさまざまな種類があります。
ジェスチャーには、言葉よりもパワーがあると考えることで
プレゼンテーションの質が上がります。
プレゼンのストーリーを考える際に、私たちはもっともっと自分の印象について
考えるべきかもしれません!
【新品】【本】頭で考える前に「やってみた」人が、うまくいく ユダヤ人も華僑も凌駕する「ジュガール」の法則 サチン・チョードリー/著 |
たとえば、「笑顔」や「うなずき」などの非言語コミュニケーションは、相手に「安心感」を与え、話しやすい雰囲気をつくることで、信頼関係を築くのを助けてくれますし、手や腕を用いたジェスチャーは、話している内容に「メリハリ」をつけてくれるとともに「楽しい雰囲気」を演出してもくれます。もし、あなたがコミュニケーションを制したいのであれば、非言語コミュニケーションを習得することは、避けては通れない重要な要素です。
笑顔は本当にパワーがあります。
プレゼンをスタートする前に、私は大きな深呼吸をすることを意識していますが
笑顔でスタートするのもよいかもしれないと思いました。
オーディエンスの方とスタート時に良い関係をつくれれば
プレゼンはうまくいくはずです。
そのために、自ら話しやすい雰囲気をデザインすることが欠かせません。
笑顔やうなづくこと、ジェスチャーを積極的に取り入れたくなりました。
サチン・チョードリーはスティーブ・ジョブズのプレゼンを参考にするとよいと言います。
ジョブズはステージをゆっくり歩き回り、両手を上手に動かしながら
すべての聴衆が内容を理解できるように、シンプルに力強く話します。
また、アンソニー・ロビンズのプレゼンテーションもパワフルです。
彼は舞台の上を所狭しと動き回り、腕を常に大きく動かしながらプレゼンしています。
TEDでプレゼン上手の人たちの動画を見ながら、彼らのしゃべり方や動きを真似るのもよいでしょう。
熱っぽく聴衆に語りかけていま彼ら偉大なスピーカーたちは、みなジエスチャーを多用することで、人々の心をがっちりとつかんでいるのです。そして、そうしたすばらしいジエスチャーは、自分にいい「オーラ」をまとわせてもくれます。
自分らしいプレゼンスタイルを身につけると、オーラが生まれます。
手の動きやしゃべり方を意識すると、自分を変えられます。
以前、私は荒井好一氏のスクールに通ったことがあるのですが
本当に手を大きく使うことで、相手の印象が変わります。
本書を読みながら、荒井氏に習ったスキルを復習できました!!
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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