ブレネー・ブラウンの立て直す力の書評

つまずいて転んだら痛い。心身ともに傷つく。それでもなお、あきらめず、自分の気持ちを立て直して進んでいくことこそが、わたしたちの真の挑戦なのだ。(ブレネー・ブラウン)

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photo credit: nataliej Day 329 – Higger Tor via photopin(license)

立て直す力 RISING STRONG 感情を自覚し、整理し、人生を変える3ステップを読むと
エネルギーをチャージできます。
自分らしく生きるためには、勇敢に戦うことがポイントになります。
しかし、果敢に挑戦しても、失敗はつきもので、傷ついて散々な目に遭います。
勇敢であることとと、常に快適でいることは両立できません。
勇敢で生きるとは、大胆だからこそ幸福で生きられるという事実を知ることです。
何もしないで、見物人となり、のほほんと生きるか?
あるいは、自分のやりたいことにチャレンジして傷つくのか?
私たちはどちらの選択もできますが、勇敢である方が人生をより楽しめます。

セオドア・ルーズベルト大統領は、競技場に立つことが重要だと言いましたが
競技場には、勇敢な人しか立てません。
その他大勢は観客席から競技を見るだけで、勇気を持ち合わせてはいません。
失敗した時にフィードバックを得たいなら
勇敢な人たちからもらわないと意味がないとブレネー・ブラウンは指摘しています。

自分の失敗をしっかりと話すことで、人とのつながりを持てます。
恥を隠すのではなく、あえてストーリーにして伝えることで、人生をよりよくできるのです。
失敗したら恥ずかしいと思うのではなく、本当の自分をさらけ出しましょう。
失敗の原因や自分の弱さを書きとめることで、自分を客観視できるようになります。

自分を立て直すためには、以下の3つのステップが効果があると
ブレネー・ブラウンはピクサーから学びます。
自分の失敗体験を最良のストーリーに作り変え、ワクワクな人生を楽しみましょう。

1、感情を自覚する。
現在のストーリーを理解する。
自分の気持ちを確かめ、自分の思考とふるまいの裏にどんな感情があるのか理解する。
2、整理する。
ストーリーを点検・修正する
悪戦苦闘のさなかに作リ上げた現在のストーリーを客観的に点検し、なにが真実でなにが自己防衛的な思い込みなのかを見極め、しあわせになるために修正すべきキーポイントを見つける。
3、劇的に変わる。
最良のストーリーを生きる。
現在のストーリーを修正し、新しい結末の最良のストーリーを書く。勇気を出して新しいストーリーを生きれば、取リ巻く世界が変わり、人生、愛する人との関係、子どもとの関係、リーダーシップをとる方法が変わる。

自分の状況と感情を整理することで、自分を強くできるのです。
失敗すると自分には価値がないと考えがちですが
自分を客観視することで、自分の素晴らしさが見つかります。
新しい最良のストーリーを作り、自分の人生をエンジョイしましょう。
ここから私たちは「立ち直る力」を得られ、次のチャレンジができるようになります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

      

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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