不安を和らげるために、自分のストーリーを書くことを習慣化しよう。

習慣化

自分の感情を自覚してストーリーに分け入る。そして整理整頓する。つらい瞬間にでっちあげたストーリーを客観的に点検し、なにが真実でなにが思い込みなのかを区別する。その過程で、人との境界線を引き、恥の感覚、人を主貝めること、憤り、傷心、寛容、ゆるしの意味について考えを深める。こうして自分の考え方、気持ち、ふるまいを深く理解すれば、ほんとうの自分が見えてくる。そして人とどう関わりたいのかもわかってくる。健康な心で生きていくためのカギが見つかれば、変化を起こすことができる。(ブレネー・ブラウン)


photo credit: birkancaghan Handwritten via photopin (license)

ブレネー・ブラウン立て直す力の中で、ストーリーの重要性について語っています。
失敗した時など自分の感情を整理することで、自分をより強くできると指摘しています。
本当の自分を見つけ、自分を進化させるために自分のストーリーを紡ぎましょう。

ストーリーを作る時に次の3つの意識をすることが大事だといいます。
1、自分が置かれた状況について、なにを学び、理解する必要があるのか?
2、ストーリーに登場する人物について、なにを学び、理解する必要があるのか?
3、自分自身について、なにを学び、理解する必要があるのか?
このステップでストーリーを作ることで
真に自分らしく生きるための課題が見つかるようになります。
この作業を通じて、勇気、共感、人とのつながりを豊かにしましょう。

私たちは何か失敗した時に自分の気持ちをごまかすために
辻褄合わせのストーリーをついつい作ってしまいますが
これを続けていると本質から遠ざかります。
嘘のストーリーで自分を慰めることはできても
他者を批判することが常態化することで、人間関係を悪化させてしまいます。
自己防衛をやめて、よりよい人間関係を築くために本当のストーリーを作りましょう。

結局、悪いことが起きた理由を説明するために辻褄合わせのストーリーが利用されるのだという。「たまたま、不運なことが起きた」ですまさず、込み入った事情をなるべく薄めて「単純でわかりやすい」ストーリーをつくり、辻褄合わせをしようとする。誰が敵か味方か、信頼できるのは誰で、信用ならないのは誰なのか、という筋書きにわたしたちは強くひかれる。それは結局、おそれを基盤とした自己防衛であり、不安定な状態に耐えられないことのあらわれだ。自己防衛的なストーリーに頼ってばかりいると、それが定着してほんとうの自分を見失い、人間関係をゆがめることにつながりかねない。

自分の中に刷り込まれたシナリオがあると、同じことで失敗をくり返します。
パターン化されたストーリーが同じような問題を引き起こします。
それを避けるために実際に起こったことを客観視しながら、メモを書きましょう。
文字にしてストーリーを書くことで、自分をしっかりと検証できます。

人生のさまざまな局面でわたしたちは感情に痛手を受けます。失業や離婚は大きな動揺をもたらし、経済的な状況、人間関係、自己肯定感、死生観など、人としての在り方にも関わってきます。そんな時には書くことで経験に集中し、気を鎮めやすくなります。(ジエームズ・W・ペネベーカー)

ペネベーカー氏は、人間の脳は自分の身に起きたことを理解するようにできていると指摘します。
気持ちの変動について毎日15分から20分、4日連続で書けば
不安、しつこく思い出す、抑うつの症状を減らし、免疫系の機能を高める可能性があるそうです。
自分の感情を記録することで、不安を和らげることができるのです。

本書の著者のブレネー・ブラウンも書くことの意義を以下のように整理しています。

自分の気持ちを見つめる勇気を出し、ストーリーを正す勇気を出す。それができれば、新しい結末への道が見えてくる。一貫して自分に正直に生きる人生だ。つまずいて倒れ、立ち上がり、自分がどんなストーリーを書いているのかを理解し、自分の感情に責任をもつそこから劇的な変化が始まる。

私も毎朝、日記やブログを書くことで、自分の感情をストーリーにして整理しています。
この習慣のおかげで、明るい気持ちで1日をスタートできるようになりました。
書くこと=自分との対話の時間を持つことで、自分を立て直せるようになるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

      

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