思いやりがリーダーに欠かせない理由。

習慣化

「思いやり」には、3つの要素がある。
■相手のニーズ(要求・要望)を満たし、苦難に配慮すること
■相手を思いやり、強い関係を築くこと(相互依存の気持ちを持つこと)
■相手の必要を満たし、苦しみを軽減させ、幸せになるためにサポートすること


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「スタンフォード思いやりと利他心の研究教育センター」によると
思いやりには3つの定義があるとのことです。
私たちは思いやりの心を持つことで、より良い人間関係を築けます。
家族に接するように組織内で振る舞えば、相手の感情の動きに気づけます。
仲間の悲しい表情や言葉から気持ちを察することができ
相手に対して優しい気持ちを持てるようになります。

思いやりのある人、相手を威嚇する人のどちらも組織のリーダーになれます。
しかし、前者の方がチームワークを発揮できる強い組織を作れそうです。

人は「公平で親切心にあふれ、相談相手になる」ことで、尊敬を勝ち取ることもできるのです。実際、学生たちに「自分の人生にとって必要なリーダーはどんな人?」と尋ねると、多くの学生が「自分を受け入れてくれて、ゴールまでサポートしてくれて、人間として扱ってくれるリーダーがいい」と答えるのです。(ケリー・マクゴニガル)

スタンフォードの心理学講義の中で、ケリー・マクゴニガル
家族の成長を願うように「自分がいる組織が成長するのを見たい」という気持ちを育めば
リーダーとして、会社をより強くできると指摘しています。

他者のニーズに、心から関心を持つことも必要です。自分が成し遂げたいことのために彼らのニーズを利用するのではなく、彼らの満足感や幸福感を心から気にかけることが大事です。最近の研究によると、思いやり/共感型リーダーシップは、強く、モチベーションの高い集団を作り、さらにリーダー自身の「燃え尽き症候群」を防げることが明らかになっています。

昔の日本の町工場の社長のような振る舞いが良いことがわかります。
アメリカの有名な学者が思いやりの心を会社のリーダーに求めていることがとても新鮮でした。

毎朝、自分にとって「大切なこと」「一番価値のあること」は何かと考えるとよいと
ケリーは指摘しています。
自分の価値観について考えることが、思いやりのある行動につながるのです。
自分の強みを意識すると相手への貢献を考えるようになります。

また、自分だけでなく、周囲に心を開くことで、他者の存在を意識できます。
相手の強みにも気づくことで、その力を借りようという意識も働きます。
周囲の人をどう巻き込むかを考えると組織はより強くなるのです。
「自分以外の誰の意見を取り入れるべきか」
「ほかに考慮すべき関係者はいるか」
「どうしたら相手のニーズ・意見をもっと知ることができるか」
「誰かと協力すべきところを、自分1人でやろうとしていないか」
などの質問を繰り返すことで、自分の行動を変えられます。

健康や幸せを犠牲にするリーダーは、メンバーも同様にそうすべきというメッセージを発信しているようなものです。これは、「自己破滅」「燃え尽き症候群」といった社風を作り上げかねません。自分を思いやれる人こそが、周囲の人々に思いやりを持つことができる人であり、メンバーが互いに思いやる空気をつくれる人です。 

本書のリーダーへのアドバイスがとても刺さりました。
体の健康だけでなく、心への気配りもリーダーには求められているはずです。
働きやすい環境を作るのも今のリーダーには欠かせないスキルだと再認識できました。

メンバーが互いに思いやる空気を作れる人自分に対して思いやりの気持ちを持つことは 力強さの源泉になり、相手にサービス精神を発揮する源泉になる。

そして、そのために自分自身を大切にしましょう。
自分自身に思いやりを持つことで、周りの人にも優しくなれるのです。
毎日1つでよいので、「最高!」と思うことを続けてみましょう。
自分を思いやれる人が、周囲の人に思いやりを持つことができる人なのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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