万物を支配する自然の摂理は、お金に対しても同じように働きます。お金がたくさん入ってくる人になりたければ、お金をたくさん流さなければなりません。(種市勝覺)
photo credit: Michael Driscoll Jr. Mike Driscoll 2016 – Katie Amélie via photopin (license)
ありがとうの気持ちを込めて、お金の流れを作る!
お金と良好の関係を築くのは本当に難しですね?
今日は2冊の本をヒントにお金との関係を整理したいと思います。
密教風水カウンセラーの種市勝覺氏は
ここに気づけば、もうお金には困らないの中で
お金に対する意識を変えない限り、お金持ちにはなれないと指摘します。
自分のお金などはなから存在しないと認識を改め
お金の流れをしっかりと作りましょう。
お金の流れを作る際に、気をつけなければいけない法則があります。
人から何かをしてもらったり、何かを手伝ってもらった時に
「ありがとう」と言って、お金のやりとりをするのです。
「ありがとう」こそお金の本質です。ですからお金が入ってくるときも、とどまっているときも、離れていくときも、つねにお金は「喜び」一緒に存在しなければいけません。「ありがとう」がたくさん集まるとお金になります。「ありがとう」という「喜び」をたくさん集められる人のところには、お金がたくさん集まります。
逆に「喜び」を集められない人のところには、お金が集まりません。
お金持ちとは「喜び」をたくさん集められる人なのです。
人と自分をたくさん喜ばせることができれば、お金持ちになれるのです。
著者の種市氏は「喜び」=「徳」に言い換えることができると言います。
よいことをたくさんして、人からたくさん喜ばれる「徳」のある人は
「喜び」を集められるので、ますます豊かになっていきます。
この「貯徳」という考え方はあの竹田和平氏も
書籍けっきょく、お金は幻です。で紹介していました。
ビル・ゲイツなどがボランティア活動に力を入れて「徳」を積むのも
お金=「喜び」を集めることだと知っているからです。
徳を積んで喜びを周りに与えることで、お金に好かれるようになります。
お金を喜びながら使い、徳を積むための具体例が
ここに気づけば、もうお金には困らないに書かれていたので、以下引用します。
たとえばカフエに入って、一杯のコーヒーを注文したとします。このとき「今日もお金をこのコーヒーと交換できたぜ、イエ~イ!」と交換の「喜び」を感じられるかどうかです。「カフエでコーヒーが出てくるのなんて、当たり前でしょ」と思ってはいけません。本来だったら私たちはコーヒーを飲むために、どこか世界の遠くのコーヒーの産地に行って、コーヒー豆が育つまで待ち、豆を収穫して、日本まで持ち帰り、煎って、ひいて飲まなければなりません。その膨大な手間ひまを考えてください。あなたがカフエで一杯のコーヒーが飲めるのは、誰かが膨大なその手間を代わりにやってくれているからです。
「交換ヤッホー!」「交換イエ~イ!」という「喜び」を感じながら
お金を支払うようにすれば、良いことが起こるようになります。
小銭を集めるように、「喜び」をせっせと集めましょう。
そうすれば、たまった「喜び」はいつしかお金に変わっていきます。
たくさん「喜び」のコインを集められる人は
たくさん稼げるようになります。
ここに気づけば、もうお金には困らない [ 種市勝覺 ] |
お金を否定しないマインドを身につける!
実は「お金より大切なものがあるか、ないか」という議論はあんまり意味のあることではありません。「お金より大切なもの」も「お金」も、両方あっていいのです。その両方があるからいいのです。お金か、お金より大切なものか。こういう二者択一の比較をやめて、両方とも大切だと考えることが大切なのです。比べるということは、どちらか片方を否定することです。否定することからは肯定的な答えは出てきません。優劣を比べない肯定心でお金に接することが大事なのです。(竹田和平)
竹田和平氏はけっきょく、お金は幻です。の中で
お金との距離を上手に取ることが大切だと言います。
「お金がたくさんあると、心が貧しくなって不幸になる」と
自らお金を否定するのはやめましょう。
お金の悪口を言うと、お金が逃げていってしまいます。
逆に「お金さえあれば何でもできる」と必要以上にお金を崇拝すると
人生を損ねる原因になりかねません。
お金に心を支配されると周りから人が離れていき、寂しい人生を送ることになります。
だから、そのどちらにもかたよらないこと。お金は尊いものだが、だからといって、愛しすぎもしないこと。「お金で幸せは買えないが、幸せでお金も買えない」。それくらいの適度な距離感をもってお金を扱うことが肝心なのです。
お金は人生を楽しくしてくれますが
あまりにそれに執着しすぎると人間関係が壊れしまいます。
お金で人生を台無しにしない方法。
お金の使い方を間違えてしまうと、人とのトラブルを引き起こします。
お金に人生を台なしにしない方法を竹田氏が紹介しています。
それには、しっかりとお金との主従関係を結んでいる必要があります。使う人間が主人で、使われるお金が従者。その関係を保っていれば、お金は人間を幸せに導く大切な道具の一つでありつづけるのです。ただ、人間には欲があります。なければ欲しいし、あればあったで「もっと欲しい」と思うそんな際限のない欲望にとらわれはじめると、人間とお金の主従関係は逆転してしまいます。
お金はあくまでツールでしかありません。
お金に支配されないように、欲を適度にコントロールしましょう。
主人はあくまで自分で、お金は従者だと捉え
自分の欲望を暴走させないようにするのです。
まとめ
お金は社会からの預かり物だと考えると
欲望を徐々にコントロールできるようになります。
お金を自分だけのものにせず、周りの人と分かち合いましょう。
喜びをたくさん集めれば、お金も引き寄せられてきます。
ありがとうの気持ちを持ちながら、お金のやりとりをするのです。
お金を支払う時も、お金を受け取る時も
相手と笑顔で接し、「ありがとう」と伝えることを習慣にしましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!!
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参考書籍 種市勝覺氏のここに気づけば、もうお金には困らない
竹田和平氏のけっきょく、お金は幻です。
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