様々な本を読んでいて思うのは、本はすべてを読む必要はない、ということです。まず、どんな本でも、最初から本を丸ごと一冊理解しようとは考えず、読みやすいところから読むことです。読まない部分があるのは当然で、最後まで読み通せる本が珍しい、と私は考えています。(加藤俊徳)
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本は最後まで読まなくてもよい?
以前の私は本は最初から最後まで読まなけれいけないと決めていました。
しかし、目的を決めて読書をするように読み方を変えてから
より多くの本を読め、多くの情報が手に入るようになったのです。
小説やノンフィクションは流し読みをせずに、今でもしっかりと読みますが
ビジネス書は自分を変えてくれる一言に出会えればよいと捉えています。
目次やはじめに、あとがきなどを最初に読み
全体を把握してから、目的を意識しながら、読書をスタートします。
2000円程度の本への投資で
自分を成長させられる言葉や習慣に巡り会えたら、とてもラッキーです。
いくら良書と言われている本でも、全てが素晴らしいわけではありません。
つまらないページや知っている内容は
飛ばし読みしても問題ないと割り切ると
より多くの本にもチャレンジできます。
加藤俊徳が脳を強化する読書術で指摘しているように
本には必ずキーワードがあります。
そのキーワードを見つけると自分の目的に沿った読書ができます。
一冊の本には、必ず、くり返し出てくるキーワードがいくつかあります。そのキーワードをまず把握して、かつ、そのキーワードの使われ方を把握することが、一冊の本に対して時間をかける最低限の価値と言っても過言ではありません。
事前にキーワードを把握すしておくと全体像を把握しながら読書ができます。
そのキーワードを元に私はブログのアウトプットを考えながら読書します。
そこから他の著者の名言や体験がつながり始め
脳がブログのためのさまさざまなアイデアを運んできてくれます。
一冊の本にこだわらなくなると、多くの本を併読できます。
併読で多様な読書を心がけると、脳の中で情報と情報が関連付けられ
そこから面白いアイデアが生まれてきます。
![]() 1万人の脳を分析した医学博士が教える脳を強化する読書術 [ 加藤俊徳 ] |
関連書で読書の深掘りをする
私は翻訳書を読むことが多いのですが、著者が引用している言葉で
面白いと思った書籍を手当たり次第に購入しています。
どうしても自分の好みを優先すると本の選択の幅が狭くなるので
それを広げる努力を絶えずしています。
アイデアは情報や要素の組み合わせですから
より多くの著者の知識や体験を知った方が面白いことを考えられます。
そこに自分の思考を組み合わせていくのです。
自分の勝手な解釈が発想を広げ、思わぬアイデアが浮かぶことがあります。
自分の考えと本の内容を比較しながら、読書を楽しむとよいでしょう。
著者のメッセージを自分に置き換えるなど
著者との対話を積極的に楽しむのです。
キーワードや名言はメモし、それを記事にまとめることで
読んだ内容を自分ごと化できます。
ミーティングやセミナーなどで覚えた内容を
積極的に人に伝えると自分を強化できます。
脳の中に情報をストックしたり、実際に著者のメッセージを行動に移すことで
著者のノウハウを自分のものにできます。
読んだら、行動することで脳の成長を加速します。
まとめ
読書の際には目的を明確にしましょう。
自分を変えるメッセージやキーワードを見つけたら
極端な話、そこで読書をやめてもよいのです。
著者の思考や体験を自分と比較したり
書かれている内容をメモに整理することで、本を自分ごと化できます。
それを人に伝えたり、自分の人生に取り入れることで
自分の脳力を強化できるのです。
参考書籍 加藤俊徳氏の脳を強化する読書術
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