本来の自分を取り戻したのちに、無限に広がる自分の可能性から望む未来を選びとり、夢を実現させていく。それを可能にする力を秘めているのが「瞑想」なのです。(中島正明)
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リセット&インストール瞑想で自分を変える!
中島正明氏の「脳が目覚める瞑想」で、願った未来がやってくるを読むことで
瞑想への考え方をよりポジティブにできます。
最近の脳科学の研究によって、瞑想の恐るべきパワーが明らかになっていますが
中島氏は、それを引き出すためのリセット&インストール瞑想を提唱しています。
まず、心をリセットすることから始めます。
リセットとは、心の動きを止めることです。
冷静になった状態で、自分がどんなふうにものを見ているのか?
どのような情報空間を現実だと思いこんでいるのか?をしっかりと見極めます。
これを「止観」と言いますが、この止観によって
自分の心の中の掃除し、クリアにするのです。
次にインストール瞑想を行います。
未来の理想の自分になるために、どのような情報空間を採用すればいいのか?を
心に刻むことで、心の中に大きな変化が起こるのです。
心が変われば世界の見え方も変わり、自分の行動も変わる。おの行動が変われば自ずと人生も変わっていく。つまり瞑想は単なるストレス低減や集中力アップなど、生産性の向上だけをもたらすものではなくて、あなたの中に秘められている大いなる可能性を引き出すことができるものなのです。
心が変わることで、集中力が高まり
自分が本来やりたいことのために時間を使えます。
私も瞑想を習慣化することで、自分の内面との対話を行う時間が増え
今、何をすべきかを意識できるようになりました。
また、瞑想でリラックスすることにより、心が落ち着きます。
瞑想中の時の脳波は、リラックス状態のときに現れるアルファ波に変わっていきます。
これは、いわゆる変性意識に入っている状態で
現実の空間とは別の情報空間に臨場感を持てるようになるのです。
顕在意識と潜在意識の間の空間に身を置くことで
脳がリラックスし、至福な時間を過ごせるようになります。
この状態になると、自分の悪い思い込みを書き換えられます。
瞑想を通じて、自分の心の状態を良くし、なりたい自分をイメージするのです。
瞑想を続けることで、なりたい自分、理想の自分に近づけます。
自分自身が変わることで、これまで感じていたストレスが減るというプロセスをたどります。
「脳が目覚める瞑想」で、願った未来がやってくる [ 中島正明 ] |
瞑想で脳を鍛える!
瞑想をすることによって”脳の中の脳”とか”脳の司令塔”とかいわれる前頭前野が鍛えられます。なかでも、注意を向け、それを保持する機能を有する背外側前頭前野が鍛えられるのですが、実はこの背外側前頭前野が働くと、 「DMN」の働きが抑えられるのです。
瞑想によって、脳の司令塔である前頭前野を鍛えることができます。
司令塔を強くすることで、思考と行動をポジティブにできるのです。
脳の暴走を抑え、過去や未来にとらわれなくなります。
脳の帯状回の前方には島皮質という部分があります。
ここが機能すると、「今、集中できていない」ということに気づけます。
実は、この島皮質も瞑想によって鍛えることができることがわかっています。
背外側前頭前野と島皮質の両方が瞑想によって働くようになると、集中力が高まります。
当たり前ですが、集中力を鍛えることで、より良い結果を得られるようになります。
脳の回路は使えば使うほど働きが強まります。
この脳の可塑性によって、自分の脳を鍛えることで
集中力が増し、自分のやりたいことに時間を使えるようになります。
まとめ
瞑想を習慣化することで、集中力を鍛えることができます!
また、別のものに心をとらわれていても
瞑想することで、自分が集中したいものに意識を戻すことができます。
瞑想を習慣化することで、今ここに集中できるようになり
自分の人生をよりポジティブなものに変えられます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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