日々の幸福度をアップする方法。意識的に食事をしてみよう!

最初は、パソコンやスマホの画面から自分を引き離すことに苦労するかもしれない。それでも、食べるプロセスや食べ物の味に意識を向けることで、食事がそれまでよりも数段楽しくなったと話す人は多い。(ソレン・ゴードハマー)


photo credit: tanakawho Chopsticks via photopin (license)

食事に意識をしっかりと向けよう!

食事に集中することを私たち現代人は忘れています。
新聞を読んだり、TVを見たり、ソーシャルメディアをチェックするなど
ながらの食事が当たり前になっています。

しかし、食事の際のマルチタスクによって
私たちは幸福感を自ら減らしています。
私たち食事を「ながら作業」にすることで
本来食事から得られる楽しみを味わえなくなっています。
これでは、日々の幸せになるチャンスを放棄しているようなものですから
食事に対する意識を今すぐ変えてみましょう!

スマホが登場する前まで、私たちは食事を五感で楽しんでいたはずです。
食べ物の色や形をじっくり眺めることで、食事の美味しさがより増します。
食材や香辛料の匂いで、脳を刺激することで
料理への期待値が高まります。
食べる際にも舌触りや食感に意識を向けることで
幸せな気持ちが増すはずです。
美味しい食事を楽しむことで、作った人にも感謝できます。
「ごちそうさま、美味しかった」と笑顔で伝えるだけで
お互いが幸せになれるのです。

食事で幸せになることで、他のことにも集中できるようになります。
ちゃんと食べることで、食事をエネルギーに変えることで
自分をより元気な存在に変えられます。

私は時間がある時には、一口づつ箸を置いて
なんども食材を噛み、味覚を楽しみます。
噛むことで脳が刺激され、頭の働きがよくなるだけでなく
満腹感も得られ、ダイエットにも効果があります。

食事の悪い習慣を改善する!

次の会議への移動中、歩きながら食べ、ネットでニュースを読みながら食べ、仕事をしながら食べ、チャットをしながら食べる。もちろん、そうせざるをえないときもあるだろう。しかし、いつもそうしているせいで、わたしたちの生活は慌ただしくなる一方だ。ストレスもどんどん増えている。

あなたが何かをしながら、ご飯を食べているのなら
それを悪い習慣と認識して、今すぐやめましょう。
忙しすぎる自分を放置していると
人生の大きな楽しみのひとつである食事を楽しめなくなります。

あなたがながらの食事をしているのなら
食べ物ではなく、緊張を食べているようなものだ」と
ソレン・ゴードハマーは言います。
よくかまないで食べれば、消化が悪くなり
疲労の原因になります。
消化のためにエネルギーが余計に使われるので
体の動きが鈍くなり、自分の生産性を下げてしまうのです。
何かをしながら食べてばかりだと、美味しさを味わうこともできません。

手軽に食べられるものばかりを選ぶと健康を害します。
人の健康状態は食べ物で決まります。
砂糖の多い菓子パンやスナック菓子、加工食品ばかり食べているのなら
しっかりと噛む必要のある食事を選びましょう。
野菜や果物、魚、ナッツ、全粒穀類を多く食べれば
体の調子も頭の働きもよくなるはずです。

一日一回、意識的な食事をするときのコツ

ソレン・ゴードハマーは意識的な食事をするコツを
以下のように整理しています。

□できるだけ刺激の少ない静かな場所を見つける。可能なら、自然に近い場所がいい。
□余計なものをすべて片づけて、仕事に関連したものや、さまざまなメディアに気を取られないようにする。コンピュータの前から離れて、雑誌や携帯電話などもすべて視界の外にしまおう。
□健康によく、自分の体に合った食べ物を選ぶ。
□食べる前に、五感を働かせる。食べ物の形や色をよく見てみよう。匂いもかごう。サンドイッチなど手で食べるものならば、手に持ったときの感触も意識するといい。そのほかにも、これから食べようとしている食べ物に対して、いろいろと五感を働かせてみよう。
□三回、深く呼吸し、心と体を落ち着ける。
□できるかぎり意識的に食べ物を噛み、味わう。風味を感じとろう。噛んでいるあいだ、フォークやサンドイッチをいったんテーブルに置いておくのもいいだろう。口に入れたものをすべて飲み込んでから、次の食べ物を口に入れよう。
□栄養源として、生きるためのエネルギー源として、食べ物を喜んで食べる。

自分の食事を意識するために、まずは食べる時間を確保しましょう。
食事が幸せを運んできてくれる大切な儀式だと意識を変え
「ながらの食事」をやめましょう。
私も食事の際に、目の前の食べ物に意識を向けることで
幸福度が増しました。
スマホを見ないようにして、五感を使って食事を楽しむのです。

まとめ

自分が落ち着ける店や、リラックスできる場所を見つけて
食事をとるようにしましょう。
自分のデスクで食べるとついついパソコンを見てしまいますから
会社以外のスペースに外出することを意識するのです。
ジャンクな食事をやめ、美味しいものや、健康に良い食べ物を選び
それを楽しむことで、幸せ感が何倍にもすはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
参考図書 ソレン・ゴードハマーのシンプル・ライフ
     

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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