人はベッドに入ると、自分の人生の何かについて考えを巡らせる。時間、場所、人、理由、出来事、やり方などが思い浮かんでくるが、本来なら眠らないといけないはずだ。こういう経験に覚えがある人は、「心のおしゃべり」という深刻な問題を抱えている。といっても心配はいらない。解決策はちゃんとある。(ショーン・スティーブンソン)
photo credit: bmnnetwork om-ka-uchcharan2-1024×576 via photopin (license)
夜の心のおしゃべりをやめて、熟睡しよう!
以前の私も就寝前に心のおしゃべりをすることで、自分を不安にさせていました。
夜眠る前に、人はどうでもよいことに悩み始めます。
ネガティブな情報に接することで、余計なことを心配し始めるのです。
多くの心配事は実際には、起こりませんが
夜遅い時間に物事を考えると不安な気持ちが増幅されてしまうのです。
多くのマインドフルネスの書籍を読むことで
瞑想の効果に気づいた私は、日常生活に深呼吸を取り入れることにしました。
眠る前にリラックスし、呼吸に集中することで
嫌な感情や不安な気持ちを追い出せることに気づいたのです。
眠る前だけでなく、朝起きた時やイライラした時に
呼吸に集中することで、自分を良い状態に戻せることを学んだおかげで
自分をコントロールできるようぬなったのです。
ショーン・スティーブンソンもSLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術の中で
瞑想という脳のトレーニングによって、穏やかな気持ちになれ
睡眠の質を高られると指摘しています。
静かに座って意識を呼吸に集中させる、歩数を数えながら公園を歩くといった簡単なことでトレーニングになるのだ。いくつかの基本的なルールを守りさえすれば、シャワーや洗濯など日々の活動を瞑想の時間に変えることだってでき る。瞑想は、強壮剤のようなものだと思えばいい。毎日使うことができて、使うたびにどんどん結果がよくなる。つまり、瞑想をすればするほど、穏やかな気持ちで日々を過ごし、自分の存在を強く感じるようになるのだ。
脳のトレーニングを日常生活に取り入れると気持ちが落ち着きます。
私はお風呂の中や信号待ち、ブログを書き終えた後などには
目を瞑り、深呼吸するようにしています。
深呼吸は意識さえすれば、いつでもどこでもできますから
習慣の一つにしてしまうのです。
イライラやストレスを減らすことで、悩みも少なくなり
夜のおしゃべりの時間が激減し、熟睡できるようになったのです。
SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術 [ ショーン・スティーブンソン ] |
瞑想によって集中力を高める!
目を閉じて呼吸に意識を集中させることを脳と身体が繰り返すことにより、それに伴う神経細胞のつながりが強化され、瞬時にリラックスした状態になれるのだ。
多くの研究結果から、瞑想がホルモンに影響を与えることがわかっています。
「気分をよくするホルモン」や鎮静作用をもたらすエンドルフィンが増加し
コルチゾールなどのストレスホルモンを減らすほか
体内の炎症を抑える効果まであることが明らかになっています。
マサチューセッツ工科大学のクリストファー・ムーアは
瞑想によって集中力を鍛えることをできると言います。
瞑想を繰り返し行うことにより、心の乱れが最小限に抑えられ、何らかの刺激で注意がそれる確率が低くなると思われる。実験のデータから、瞑想をすると集中力が高まることがわかる。これは、起きたことが自分に与える影響を制御する力が高まることが一因にある。(クリストファー・ムーア)
脳が疲れたな時いう時に、私は無理をするのをやめ
瞑想のアプリを使って、15分から30分自分の意識を変えるようにしています。
無理をするのをやめ、頭を休ませた方が、その後集中できるようになります。
ストレスを減らす効果も!
ジョージア州オーガスタにあるジョージア医科大学による調査によると
瞑想には血圧を下げるとともに
心臓病や心臓発作のリスクを軽減する効果があることがわかりました。
多くのレポートが瞑想が痛みの緩和に役立つことを実証しています。
炎症のもととなる物質が減少することで、イライラを減らせます。
瞑想はストレス軽減にも効果があります。
ペンシルベニア大学によると瞑想することで
コルチゾールとアドレナリンの濃度が低下することがわかりました。
これらの物質は人がストレス反応する際に放出されますが
瞑想がこれらが低下させることで、ストレスも減らせるのです。
睡眠の量と質が改善されることも実証されている!
アメリ力睡眠医学会が発表した研究から
瞑想には不眠症を治す効果があることも明らかになりました。
病気を抱える人に2カ月にわたって、瞑想してもらう実験を行い
寝つくまでの長さ、トータルの睡眠時間、トータルの目が覚めている時間
眠りについた後で目が覚める回数、睡眠効率、睡眠の質
気分の落ち込みが改善したことが実証されたのです。
実験の責任者のラマデヴィ・グリネニは日中の瞑想が
夜に良質な睡眠をもたらすと言っています。
日中に深くリラックスできる方法を教えることが、夜の睡眠の改善に役立つと言える。(ラマデヴィ・グリネニ)
また、アメリカ睡眠医学会の調査結果から
午前中の瞑想がその日の睡眠の質が高めることがわかりました。
朝起きた時や朝食後、移動中などに深呼吸を意識するのがよさそうです。
まとめ
瞑想は、脳にとっても、身体にとっても
人生全体にとってもいい効果をもたらしてくれます。
睡眠の質をアップするだけでなく
ストレスを減らしたり、病気になることを防げるのです。
日頃の瞑想習慣が人生に幸せを運んできてくれると信じて
マインドフルネスを実践しましょう。
私も深呼吸を習慣化することで、日々幸せを味わえるようになりました!
参考図書 ショーン・スティーブンソンのSLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
睡眠不足の関連記事はこちらから
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
コメント