締め切りがもう目の前にあるとき。良いアイデアがさっぱり浮かんでこないとき。自分はいったいどんな顔をしているのか、一度鏡で確かめてみてください。強張った表情、疲れ切った表情、もしかしたらうつろな表情を浮かべているかもしれません。(池田貴将)
photo credit: dMadPhoto Siempre debes llevar una sonrisa en el bolsillo. via photopin (license)
笑顔から始めてみよう!
今宵はサードプレイス・ラボの笑顔のイベントがあります。
「ビジネスにも効く笑顔の力」というテーマで
柏谷早智子さんと笑顔のすごさについて、語り合いたいと思います。
実際、前回の柏谷さんとのイベントでも
笑顔のトレーニングによって、楽しい気分になれ
メンバー全員が幸せな時間を共有できました。
笑顔は辛い時にも効果を発揮します。
難しい課題に遭遇したり、嫌な感情に支配された時にも
笑顔を心がけることで、やる気になれることもわかってきました。
池田貴将氏の図解 モチベーション大百科の中に
有名なフリッツ・シュトラックたちの実験が紹介されていました。
1988年にフリッツは笑顔としかめっ面で
脳がどのような反応をするかを実験しました。
Aチームの学生にはエンピツを横向きにくわえてもらい
笑顔のような表情をつくってもらい、マンガを読んでもらいました。
もう一方のBチームの学生には、エンピツを唇で加えてもらい
不満げな表情でマンガを読んでもらったのです。
驚くことにその結果、Aチームの方が、Bチームよりも多く
そのマンガを「面白かった」と答えたそうです。
つまり「笑顔」で取り組むと、物事を楽しむことができるのです。
エンピツのような道具を使って物理的に「笑顔」をつくったとしても
私たちの脳は「楽しい」と錯覚してくれるのです。
笑顔にはパワーがあると信じることで、自分を変えられます。
私は朝起きた時に鏡の自分に向かって、笑顔を向けるようにしています。
朝のエクササイズの際にも、辛い表情ではなく
ビリー隊長のように、笑顔で体を動かしています。
この2つの習慣によって、朝から幸せな気分を味わえ
1日を気持ちよくスタートできるようになりました。
あえて口角をあげてみる!
笑顔が感情によい影響を与えることがわかっているのですから
何かを始める時に、苦手意識を持たずに笑顔で始めてみましょう。
難しい課題を進める際にも、無理矢理にでもよいので
口角を上げて、作り笑顔を浮かべるようにします。
これだけで、自分の気持ちを前向きにできます。
脳が勝手に「嬉しいのだな」と受け止めてくれたらしめたもの!!
最初の一歩を踏み出せば、意外に簡単にタスクを終えられるようになります。
また、笑顔は周りとの関係をよくしてくれます。
心理学者の上田彩子氏は口角をあげることで
あなたの印象がよくなると指摘しています。
自分は無意識なのに、人から「いいことあった?」と言われることがあります。実はこれ、口もとを見て相手が勝手に判断したこと。ほんの一瞬の口角の表情が人の印象をよくも悪くもするのです。(上田彩子)
口角をあげるだけで、人の心をポジティブにできます。
口角をあげるトレーニングをするだけで、印象を変えられます。
笑顔によって、相手の報酬系を刺激するポジティブ顔になれるのですから
口角をあげることを日々の習慣にしましょう。
まとめ
笑顔になるだけで、脳は楽しいと錯覚してくれます。
難しい課題に直面したり、辛いことがあったら
口角をあげて自分の脳と感情を変えてみましょう。
笑顔はあなたの印象を変えてくれます。
口角をあげることで、相手の報酬系を刺激し
あなたの印象をポジティブなものにしてくれます。
笑顔を習慣化することで、私たちは幸せになれるのです!
本日のサードプレイス・ラボの笑顔のイベントの詳細はこちらから
柏谷さんと一緒に笑顔のパワーを体験しましょう!
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