100の夢リストを私が手書きにする理由。

手書きすると、目標を達成したいという思いが強くなり、一生懸命に取り組むようになる。(アラン・ピーズとバーバラ・ピーズ)


photo credit: Kris Krug Galiano Island Literary Festival 2015 – Galiano Island, British Columbia, Canada via photopin (license)

手書きのパワーを改めて知る!

ドミニカン大学力リフォルニア校のゲイル・マシューズ教授は
267人の参加者を集めて、目標達成率に関する実験を行いました。
目標を紙に手書きしたときとキーボードでタイプしたときの達成率を
比較した結果、驚くべき数字が明らかになりました。
なんと手書きの方が達成率が42パーセントも上がることがわかりました。

キーボードで文字をタイプするときに必要な指の動作は8種類ですが
脳の動きもその8種類の指の動作に限られます。
しかし、手書きの際に必要な指の動きは複雑で、1万種類にもなるそうです。
そのため、脳で働く神経の数もパソコン入力よりもずっと多くなるのです。
手書きが目標の達成率に大きく影響するのは、この脳の働きのおかげです。
手書きすると、目標を達成したいという思いが強くなり
一生懸命に取り組むようになります。

コンピューターのキーボードで目標をタイプしても、たしかに、効果はあるのだが、それはスポーツカーを持つという体験が、いかに刺激的かについて書かれた本を読むようなものだ。目標を手書きするのは、アルプスでスポーツカーを試乗し、その体験を脳に刻みこむのに似ている。目標に対する思い入れがぐっと強くなり、達成意欲が飛躍的に高まる。

目標を手書きにすることで自分の気持ちが脳と体に伝わり
自分に気合を入れられます。
私も逆算手帳を使い始めてから、手書きの効果を実感しています。

 

逆算手帳も手書きの方が効果がある!

目標を手書きにすることで、脳のRASが活性化されます。
たとえ、目標のことを考えていてもいなくても
RASの指示を受けた潜在意識が、目標達成に向けて動きだすようになります。
自分のやりたいことがはっきりとわかると
脳のRASはそのための方法を探しはじめてくれるのです。

目標を心に決めると、それに関係する情報が次々に目や耳に入り、くわしいことを知ることができるようになる。実に単純な方法だ。それなのに、実行する人はほとんどいない。目標のリストをつねに読み返していると、自分にとってどの目標が本当に大事なのか、あるいは大事ではないのかが見えてくる。

逆算手帳に夢リスト(Wish List)を書くことで
自分との対話ができるようになります。
新しい夢を書き加えたり、すでに書いた目標を修正することで
より多くのことを達成できるようになります。
なんどもリストを見返すことで
本当に達成したい目標が見つかるはずです。

つねに目標のリストを見られるようにすれば、絶大な効果がある。目標に関係がある絵や写真を見かけたら、どんなものでも切りぬいておこう。家、バカンス、車、バンジージャンプ、大勢の聴衆の前でのスピーチ、全人類の救済、どんなものでも、どんなことでも。切りぬいた絵や写真をすべて一枚の紙に貼りつけてもいいし、新しいノートを買ってきて、今の目標をいつも見るためのイメージノートにしてもいい。

逆算手帳のライフビジョンや
10 Years GYAKUSANや2017 Yearly GYAKUSANのページにも
目標をイメージできる写真を貼ると
視覚化の力で目標達成のスピードが加速します。
私も逆算手帳に写真を貼ることで、夢が次々叶うようになりました。

まとめ

目標を紙に書いて、なんども見返すことで
自分にとって本当に大事なことが明確になります。
脳のRASが活性化すると、目標達成のための情報を集め出します。
夢リストを逆算手帳に書き出し、それをビジュアル化することで
私たちは積極的に行動できるようになります。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。
参考書籍 アラン・ピーズとバーバラ・ピーズ
自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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