マーク・マンソンの「とにかく何かやれ」の鉄則を信じよう!雪玉は転がり始めたらずっと転がり続ける!

いますぐやってみる「何か」は、とても小さくて、ハードルが低いことでいい。本来目指すこととは別であっても、最終的にはそれにつながるようなものなら、なんでもいいんだ。雪玉は転がり始めたらずっと転がり続ける。最初に行動があれば、それが物事を進めていくモチベーションに弾みをつけてくれる。人は自分の刺激の源になれる。行動はいつだって、すぐに始められる。そして、単純に「何かやってみること」を成功の尺度とするなら、そりゃもう、失敗さえも原動力になってしまう。(マーク・マンソン)


Designed by Freepik

行動を成功の基準にし、小さな一歩を踏み出してみよう!

マーク・マンソンその「決断」がすべてを解決する書評を続けます。かつての私はアルコール依存症で、酒なしでは生きていけませんでした。夕方以降の時間は酒のことばかり考え、ビジョンのない情けない人生を送っていました。しかし、12年前の44歳の時に体調が悪くなり、健康体を取り戻すために断酒を決意しました。その際、私が意識したことは、今日の夜は絶対に飲まないということでした。大きな目標は人生の中で二度と酒を口にしないことでしたが、日々の小さな目標を別に設定しました。「今宵飲まない!」という小さな目標を毎日達成することで、習慣飲酒の連鎖を断ち切るようにしたのです。

今日も飲まないというルールを続けているうちに1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎました。3ヶ月が過ぎた頃には、お酒を飲まなくても大丈夫と思えるようになり、半年経った頃にはアルコールのことを考えなくなったのです。お酒を飲まないという日々の小さな積み重ねによって、あれほど酷かったアルコール依存症を打破できました。ハードルが低いことでもよいので小さな雪玉を作り、それを転がしてみましょう。一度雪玉が転がり始めれば、転がり続け、やりたいことをなんなく習慣化できるようになります。

マークが指摘するように行動を成功の基準にすれば、失敗がなくなり、どんどん前に進めます。

僕らが「とにかく何かやれ」の鉄則に従うなら、失敗は取るに足らないことに思える。成功の基準が単に「行動すること」になったら、つまり、どんな結果も重要な進歩と見ることができる。刺激は最初に必要なものではなく、あとから見返りとして受け取るものだと考えられるなら、僕らはどんどん前に進むことができる。好きなだけ失敗してもいいと感じ、また、その失敗のおかげで僕らは前進するんだ。

長期間続かなった日記も感謝日記というシンプルな方法を採用することで習慣化できました。長い日記を無理して書こうとするから続かないと考え、毎日、感謝できたことだけをメモするようにしたのです。基準をメモに下げることで、日記が続くようになったのです。毎晩、出会った人やよいことを思い出し、それを書き続けることで日々のよいことにフォーカスできるようになったのです。私は感謝日記を書くという小さなアクションで、幸福度が上がることを実感できました。書くことで幸せになれると気づいてからは、日記が苦ではなくなり、楽しみに変わったのです。

情報発信を日々の習慣にすることで出版ができた!

人生に重要な変化を起こすための「動機」が不足していると感じるなら、何かをやってみるに限る。何でもいいから、とにかく、やってみるんだ。

私は8年前に本を出版をすると決め、自分の人生に変化を起こすことにしました。とにかく行動を重視し、自分にやれることをリストアップしたのです。著者や編集者との人脈を強化するために、出版社のイベントに参加したり、仲間から関係者を紹介してもらいました。出会った人には、「本を書くために何をすればよいか」?と質問を繰り返し、その中の一人から「Twitterの140文字を習慣にして、それを積み重ねれば、本になる」というアドバイスをもらいました。私はTwitterで日々ソーシャルメディアやiPhoneに関するニュースを発信し、文章を書くトレーニングを続けました。単純にツイートすることを成功の尺度とすることで、毎日文章を書く土台を作れました。また、この結果、ソーシャルメディアに詳しい人というブランドを手に入れたのです。

2010年にはTwitterだけでなく、FacebookやUSTREAMにチャレンジするなどソーシャルメディアでの情報発信を強化しました。自分のやりたいことを行動に移すことで、多くの出会いをデザインできました。特に、USTREAMにはスタジオで会えるというメリットがあり、私はさらに人脈を広げるために著者インタビューを企画しました。これで、今まで以上に出版関係者に出会えるようになり、私はそのご縁から出版のオファーをいただけたのです。

その後もソーシャルメディアやブログで情報発信を続けるうちに、雑誌の連載やイベントのオファーなどが次々と舞い込んできました。情報発信を続けたことで私の人生は激変したのです。何かをやりたければ、小さな一歩を踏み出し、それを続けることが本当に重要です。やりたいことや夢があるならば、そのための小さな一歩を踏み出し、それをやめないことが肝心だと私は確信しています。

まとめ

マーク・マンソンの「とにかく何かやれ」の鉄則を信じてみましょう。行動を成功基準にすれば、失敗が怖くなくなります。あとはそれを習慣化するまで、やめないことです。小さなアクションをやめなければ、何かしらの結果が生まれます。とにかく、やってみることを習慣にすることで、あなたの人生は激変するはずです。

        スクリーンショット 2016-04-29 22.16.13  

 

 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評生産性向上ブログアイデアライフハック人脈
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました