石川陽二郎氏の「脳が不快なこと」をやめれば健康になるの書評 健康になりたければ、脳の扁桃体を強化しよう!

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脳の一部である「扁桃体」に着目したところ、その答えがついにわかりました。扁桃体が不安という「不快な刺激」を受けることで、自律神経を乱し、免疫力を下げる要因として働いていたのです。つまり、がん患者でも病気になっていない人でも、「不安を感じているかどうか」で健康が左右されていたのです。これは重大な発見でした。(石川陽二郎)


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健康のために脳の扁桃体を強化しよう!

東北大学の医学博士の石川陽二郎氏「脳が不快なこと」をやめれば健康になるを読了しました。石川氏は病気になりたくなければ、脳の扁桃体の仕組みを理解し、味方につけるべきだと述べています。扁桃体が不快な状態になると体もそれに反応します。自分の生活環境を整えて扁桃体が「快い」と判断する刺激を増やせば、自律神経は常に整います。この結果、免疫力も高まり、自分の健康を維持できるのです。さらに、扁桃体を強化し、「不快な刺激」によって乱れなくなれば、より健康になれます。

しかし、現代人の日々生活はハードで、「脳が不快なこと」が次々起こります。私たちは不快な出来事に左右され、免疫力が低下し、健康を維できなくなるのです。そのために扁桃体の役割を意識し、自分の生活習慣をちょっとだけ見直しましょう。扁桃体を「強化」すれば、ある程度の不快な刺激を受けたくらいでは、自律神経が乱れなくなります。身体のケアで免疫力を高めるより、脳を経由して免疫力を高めたほうがはるかに効果的に健康を実現できるのです。石川医師は「扁桃体を整える生活」こそ、健康になるための最良な方法だと指摘します。

多くの人は病気への不安を抱えています。この不安が病気を引き起こすのですが、ここに扁桃体の好き嫌いの判断が影響しているのです。扁桃体が判断する好きか嫌いかの違いによって、自律神経やホルモンバランスが変化します。好き嫌いで人は不安になるというファクトがわかれば、不安をコントロールできます。不安イメージが強くなりすぎないように扁桃体を過敏にしなければよいのです。扁桃体は身体のさまざまな場所に影響を及ぼしています。そのため、いたるところに扁桃体を刺激する「きっかけ」となるセンサーがあります。

扁桃体に大きく影響を及ぼすのは次の3つのセンサーだと石川氏は言います。
・皮膚センサー
・目、耳、鼻、口などの感覚器官センサー
・腸センサー 
これらの3つのセンサーを意識し、「不快」を自分の生活から減らすようにしましょう!
①「皮膚から受ける刺激」を不快にしない
②「目、耳、鼻、ロから受ける刺激」を不快にしない
③「腸から受ける刺激」を不快にしない

自分の扁桃体を「不快」にさせないことは、自分の習慣に次のことを取り入れればよいのです。
●目覚めたら手足を5分間こすり合わせる
●生演奏の音楽を聴く
●常に喉を潤すことを心がける
こういったあたりまえの行動を習慣化するだけで、脳の扁桃体が強化され、私たちは健康になれるのです。

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3つのセンサーを有効活用し、身体を喜ばそう!

不安を感じたつもりはなくても、センサーが外側からの刺激を「不快」と判断することによって確実に自律神経は乱れ、免疫力が低下して、健康を損ねてしまうのです。

食べすぎや飲みすぎ、ふだんと異なる食事などによって、人は不快を感じることがわかっています。旅行などでも、夜遅くまで起きて寝不足のまま、動き回ることで脳は不安を感じます。新しい刺激を求めることが、扁桃体には「快」と判断されずに自分の脳と体を追い詰めてしまうのです。美味しいものや楽しいことを求めすぎたりすると人は失敗します。刺激を求めすぎると、扁桃体は「不快」と判断し、身体には間違いなく負担がかかります。そうならないためにも、外側からの刺激に対して、扁桃体が少しでも「不快」と判断しないための対策が必要になるのです。3つのセンサーにフィットしたメソッドを習慣にして、「快」を感じる時間を増やしましょう。

例えば、朝起きたらすぐに手足を5分こすり、身体を温めるのです。手で身体に触れることでストレスが減り、疼痛を癒せるのです。

手で触れる刺激というのは、ストレスに対して効果的な役割を果たします。手で触れるという行動は、オキシトシン(幸せホルモン、愛情ホルモンとも呼ばれ、ストレスを緩和する)の生産に関係しており、それもまた、扁桃体が不安定になるのを防ぐのです。

しかし、いきなり行動し、身体に様々な刺激を与えると扁桃体が不快になりますから、ゆっくり扁桃体を目覚めさせることがポイントです。焦らずにいろいろなことをするのではなく、まずは以下の3つのアクションで身体を目覚めさせましょう。
①目が覚めて起き上がったあとに手をこすり合わせる
続けて足の裏を刺激したり、足をこすったりする
両手で顔をマッサージする
皮膚センサーは準備のスイッチと捉え、1日のスタート時に手・足・顔をゆっくりとこするのです。

3つのセンサーに刺激を与える際には「ゆっくり」をキーワードにし、以下の行動を習慣にしましょう。当たり前の生活習慣を侮らないようにするのです。本書からおすすめの習慣を以下ご紹介します。

●10分間、太陽光を浴びる
●目覚めしアラームではなく、脳を快くする音楽で起きるようにする
●音楽はデジタルではなく、生演奏やアナログを意識する
●感情に訴える懐メロを積極的に聴く
●新鮮なものの匂いをかぐ(そのために同じ空間に長時間いないようにする)
●口内を乾燥させないために水分補給をする
●口腔ケアのために白湯の朝うがいを習慣にする
●腸をからっぽにする
●食物繊維を多く取る

自分のやりたいことがないとか、自分の将来の目標がないという人はたくさんいると思います。しかし、そのような人でも生活習慣を規則正しく保ち、日々の暮らしを慎ましくしていると、新しい目標が自然と形づくられるものです。多くの人はつい健康をないがしろにしてしまいますが、健康を意識して初めて自信を持った人生を歩むことができます。

扁桃体を喜ばす習慣を身につけると自分に自信を持てるようになります。健康をないがしろするのをやめることで自信が生まれ、新しい目標にチャレンジでき、今まで以上に人生をエンジョイできるのようになるのです。

まとめ

日常生活の不快なことを減らせば、脳の扁桃体が良い状態に保たれ、健康を維持できます。不快なことは皮膚センサー ・目、耳、鼻、口などの感覚器官センサー ・腸センサーが運ばれてきますから、このセンサーに扁桃体が快になる情報を流すようにすればよいのです。脳が喜ぶことを増やし、不快なことを減らせば、心も体も健康になるという石川陽二郎医師のアドバイスを信じて、まずは自分の生活習慣を見直しましょう。

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