杉岡充爾氏の毎日のカラダが楽になる 最高の疲労回復法の書評

習慣化

それこそが、「コルチゾール」と呼ばれ、疲労回復に大きな役割を担っている抗ストレスホルモンです。人間の体の中には、この抗ストレスホルモンを貯蔵する”タンク”が存在します。それは、腎臓の上に小さく乗っている「副腎」という臓器。(杉岡充爾)


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疲労の原因は副腎にあり!

医師の杉岡充爾先生から毎日のカラダが楽になる 最高の疲労回復法を献本いただいたので、早速読んでみました。今回、本書を読むことで疲労のメカニズムが理解できました。以下杉岡先生のアドバイスを簡単にまとめていこうと思います。

多くの現代人が疲労に悩んでいますが、疲労の原因は、腎臓の上にあるたった5センチ程度の「副腎」にあることがわかりました。私たちはこの副腎の働きをよくし、コルチゾールという抗ストレスホルモンをしっかり分泌させることで、疲労から解放されます。睡眠をとることでスッキリするのもこの抗ストレスホルモンのおかげなのです。しかし、このホルモンの貯蔵量は決まっていて、使いすぎると枯渇します。残業などでストレスを受けるとホルモンタンクは大量に消費され、他の体内の炎症抑制などに回せる余裕がなくなり、疲れた状態から抜け出せなくなるのです。

肌荒れが気になり始めたら、疲労の兆しだと捉え、自分の生活習慣に注意を払うべきだと杉岡氏は指摘します。肌のハリや乾燥肌を放っておくと疲労が蓄積されていきます。疲労のサインの肌荒れになったら、良い油のココナッツオイルを直接肌に塗ると血液の巡りがよくなります。炎症を抑えることで、肌の疲労を和らげ、脳や身体の疲労に広がることを未然に防げます。私は毎朝ココナッツオイルを摂取していますが、これからは肌にも塗ってみようと思いました。鉄や亜鉛も肌荒れに効果があることがわかっています。特に、赤みの肉・貝類、ほうれん草など亜鉛の含まれる食事を積極的に摂ることで健康な皮膚を維持できます。

また、働きすぎで過度なストレスが蓄積すると脳にも悪影響を及ぼします。ホルモンタンクが枯渇し、副腎疲労が常態化し、自分の生産性を下げてしまうのです。集中と疲労にも関係があることがわかってきました。50分以上集中するとホルモンタンクが枯渇するという杉岡氏の指摘には驚きました。長時間の集中が脳疲労の原因になるのですから、適度にリラックスしたほうがよさそうです。これからは50分を目安に。脳の緊張をときたいと思います。こまめなリッラクスが脳疲労を防いでくれますから、デスクを離れたり、雑談などを心がけるようにしましょう。無理は禁物でストレスを溜め込まないように自分の生活を上手にコントロールすべきです。

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ジャンク・ライトに注意を払おう!

夜型生活だと、いったい何が問題なのか。もちろん、何度も言っているように抗ストレスホルモンの分泌サイクルに反するのは間違いありません。しかし、夜の街には、さらに疲労をためる要素が増えるからなのです。それは「ジャンク・ライト」と呼ばれる、蛍光灯やLEDなどの人工的な明かりです。近年、アメリカを中心に注目を浴び始めたものです。

私たち現代人は「ジャンク・ライト」を大量に浴びています。「ジャンク・ライト」は「ジャンク・フード」と同じように、体に悪い光のことです。電灯の灯り、パソコンやスマホの光が「ジャンク・ライト」の一種で、こうした人口の光が、私たちの疲労を蓄積させているのです。

フランスのロスチャイルド基金病院の研究チームが2017年に発表した調査によると思春期にエレクトリックメディアを多用することが、睡眠障害や疲労、昼間の眠気、行動障害、成績低下につながることが明らかになりました。同年のイスラエルのハイファ大学の研究でも、夜9時から11時までスクリーンのライトを見ることで、睡眠障害と昼間の眠気が明らかに増えることがわかったのです。

太陽の光はホルモンバランスに関係し、私たちの遺伝子に組み込まれています。ジャンク・ライトを浴び続けることで、睡眠のリズムが崩れ、抗ストレスホルモンの分泌サイクルが大きく乱れてしまうのです。就寝前に寝室でiPhoneを使ったり、太陽の光を浴びないオフィスに長時間いることが現代人に悪影響を与えています。疲労を溜め込まないために、就寝2時間前にはブルーライトを浴びるのはやめ、質の高い睡眠をとるようにしましょう。

まとめ

今回、杉岡先生の本を読むことで、「正しい疲労回復法」がわかりました。多くのエビデンスや先生の経験値には説得力があり、自分の生活習慣を変えたくなりました。疲労を防ぐために、食生活や睡眠の質を改善したり、ストレスを溜め込まないようにしましょう。

      

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