勇気を持って、不労所得を得るためのアクションを起こそう!

私の「経済的自由」の定義は単純で、「お金のために働いたり、誰かに頼ったりしなくとも、自分の好きなライフスタイルを実現できること」だ。自分の好きなように生きていこうとすると、お金がかかりすぎることが多い。経済的に自由になるには、働かずしてお金を稼げるようになる必要がある。そういう所得のことを不労所得と言うわけだが、お金のゲームに勝つとは、好きなように生きていくための経費を賄えるだけの十分な不労所得を得ることである。つまり、不労所得が必要経費を上回ることが、経済的な自由を得るということなのだ。(ハーブ・エッカー)

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まずは稼いだお金を投資に回そう!

ハーブ・エッカーミリオネア・マインド 大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」書評を続けます。経済的自由を手に入れるためには、不労所得を得ることが早道です。株式、債権、投資信託、不動産投資などからの収入が不労所得に当たります。印税、著作権料、ライセンス料、フランチャイザー、倉庫スペースの所有など自分が働かなくともお金を稼ぎ出してくれるビジネスも不労所得になります。

困ったことに、ほとんどの人のお金の設計図は、勤労所得がオン、不労所得がオフになっている。

多くの人たちは勤労収入だけで金持ちになろうとしますが、不労所得を考えなければ豊かにはなれません。金持ちは長期的視点に立ち、将来の経済的自由を獲得するための投資と、今を楽しむための出費とのバランスを考えているのです。

お金に縁のない人は短期的な視点しか持っていないため、今がよければそれでいいという生き方をします。時間はどんどん流れ、「将来」はやがて「今」になり、結局はお金がない状態が続きます。 お金を自分のためにフル活用するとは、「貯蓄と投資」を心がけることが必要です。

皮肉な話だが、金持ちになれる人はお金をあまり使わないのに、お金に縁のない人はお金もないのに使いたがる。お金に縁のない人は、短期的な視点しかない。そして、今日の生活のためにお金を稼ぐ。しかし、長期的な視点でものを考える金持ちになれる人は、投資のためにお金を稼ぎ、将来設計にもぬかりがない。

お金に縁のない人は、一生懸命に働いて稼いだお金をすぐに使ってしまいます。その結果、一生働き続けなければならなくなるのです。金持ちになる人も一生懸命に働きますが、稼いだお金を貯めて投資に回すので、不労所得が得られ、自由な時間を手に入れられるのです。

 

富の原則を信じて、自分に投資を続けよう!

富の原則…安易な道に逃げると、人生は困難になる。困難に立ち向かう人に、道は拓ける。

金持ちになるためには、不労所得を得るための行動が必要になります。いつもと同じことをしているだけでは結果は変わりません。人間として成長するには、コンフォートゾーンから思い切って飛び出さなければならないのです。何かにチャレンジすれば、初めのうちは不安になりますが、そのまま続けていけば、それが快適になり、一回り大きな人間になれるのです。不安はチャンスの入り口だと捉え、積極的に行動するようにしましょう。

今後、不安を感じた時は、いつもの快適ゾーンまで後退するのではなく、「自分はきっと成長しているところなのだ」と思って、前進し続けてほしい。快適さばかり追い求めていると、なかなかリスクを取れなくなる。チャンスを生かすこともできず、人に会うことも少なくなり、いろいろな戦略を試してみようと思わなくなる。快適さを優先すればするほど、ますます恐怖のとりこになってしまうのである。

いつもやっていることをやっていれば、いつも手に入るものしか手に入らない」というジム・ローンの言葉を信じ、新しいチャレンジを始めるのです。「学習し続ける者は地球の未来を受け継いでいくが、学ぶ意欲を失った者は博物館の標本になる運命だ」と哲学者のエリック・ホッファーは述べていますが、学び続けなければ、自分を変えられません。変化を続けるためには、自分への投資が欠かせないのです。

努力をせずに、なんとなく大金が転がり込んだとすると、それは幸運以外の何ものでもない。ということは、手にした富を失う可能性も十分にある。だが、筋金入りの成功人間になったあかつきには、富を手に入れ、増やしていくことができる。金持ちになれる人は、成功への道は、「まず人間性、次に行動力、最後にお金」という順番だと理解している。

学び、行動し、自分の価値を高めることでやがてお金がついてきます。稼いだお金を投資に回し、不労所得を得ることで、自由に生きられるようになります。

まとめ

いつもと同じ行動をしていては、金持ちにはなれません。不労所得を得るために、稼いだお金を投資に回すのです。自分の価値を高め、相手に貢献することでお金を稼げるようになります。あとは成功者のアドバイスに従って、投資をスタートすればよいのです。勇気を持って、不労所得を得るためのアクションを起こしましょう!

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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