書評 西野亮廣氏の新・魔法のコンパス

昨日までの常識が今日の非常識になっていることなんてザラにあるし、昨日までの非常識が、今日の常識になることもある。(西野亮廣)


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過去の常識を捨て、新しい常識を身につけよう!

西野亮廣氏の新・魔法のコンパスを読了しました。私が学生の頃は今より変化のスピードが遅く、未来を予測することができました。サラリーマンでいれば一生安泰で、リスクをとることはあまり一般的ではありませんでした。しかし、インターネット革命が起こり、世の中は激変しました。最近では、AIやロボティックスの普及で、日本人の働き方も変わり、副業や起業も当たり前になってきました。昨日までの常識が通用しなくなり、リスクをとることが一般的になったのです。

西野氏は時代の変化に適応できるようにすべきだと述べています。

時代はいとも簡単に掌を返し、悪びれることもない。そして、過去の常識にしがみつきすぎた人間を容赦なく斬り捨てていく。実に薄情で、正直だ。

デジタルカメラに乗り遅れたコダックは潰れ、日本の家電メーカーは中国や韓国の後塵を排しています。テクノロジー分野でもGAFAに圧倒され、ジャパンアズナンバー1と言われたのもはるか昔です。時代の変化はこれほどまでに大きく、残酷なのです。

学校で学んだ常識はすぐに古くなり、インプットを続けないと生き残れない残酷な時代を私たちは生きているのです。世界のルールに敏感になり、そのルールに適応できなければ、すぐに負け組になってしまいます。

世界のルールは今日も書き変えられて、おかげで、学校で貰ったコンパス(羅針盤)はグルグル回り続けて、いつまでたってもボクらが進むべき道を指さない。

新しいことにチャレンジするためには、お金の知識を身につけて置く必要があります。日本ではお金の教育が忌避され、お金は汚いものと捉えられています。子供達は大人からお金の価値を教えられないまま、世の中に送り出され、残酷な社会で生きていかなければならないのです。本書には、自分の価値を拡大し、それでお金を稼ぐという解決策(新しいコンパス)が紹介されています。

自分の価値のトライアングルを大きくしよう!

3万時間を1つの職業に使うんじゃなくて、3つの職業に1万時間ずつ使うほうが希少価値を上げやすい。収入を増やすということは、「信用の面積」を大きくすること。

自分の専門分野(価値)を高めることでお金を稼げると多くの人は考えますが、重要なのは希少性です。こちらのブログでも以前紹介しましたが、西野氏は藤原和博氏の考え方を実践することで自分の価値を高めることに成功します。

まず、一つの分野のキャリアを積み、自分の信用度を上げていくのです。1万時間の法則によって、その分野のスペシャリストになったら、別の分野でのキャリアアップを目指します。2つの分野で成功すれば、その段階で1%の成功者の仲間入りができます。これでお金を稼げる基盤が作れます。

Aという分野のスキルとBという分野のスキルをアップしたら、次にCの分野のスペシャリストを目指します。このトライアングルを作ることで、自分の信用(クレジット)がアップし、よりお金を稼げるようになるのです。

 

この三角形の”面積”のことを「クレジット(信用)」と呼ぶんだけれど、当然、クレジットが大きければ大きいほど、その分、需要が増える。収入を増やすには、このクレジットを大きくすればいいわけだ。

職業の掛け合わわせでクレジットを大きくしたら、次はDという違う分野のスキルを身につけ、オンリーワンの存在になるのです。1つの分野のスキルを高めたら、全く異なる分野に1万時間を使うのです。自分のクレジットの面積を大きくすればするほど、収入を高められます。収入を増やすということは、クレジット……つまり『信用の面積』を大きくするということなのです。

私も藤原和博氏のアドバイスを信じて、肩書きを増やし、自分の価値を掛け合わせることで収入を高めることができました。西野氏のトライアングル理論はそれをよりわかかりやすくしています。若い人には時間という武器がありますから、時間をいくつかの分野に投入し、自分のクレジットを高め、希少な存在になることを目指しましょう。

まとめ

お金の稼ぎ方が劇的に変わり始めています。1つの分野のスキルを高めるだけでは、お金を稼げなくなっています。1万時間の法則を応用し、いくつかの分野に時間を費やすようにするのです。3万時間を1つの職業に使うのではなく、3つの職業に1万時間ずつ使うほうが希少価値を高められます。収入を増やすということは、「信用の面積」を大きくすることなのです。

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