あらゆる良書を読むことは、過去の最良の人物たちと会話することだ。(デカルト)
本を読む最大の価値は人生の師に出会えること
川上徹也氏の答えはすべて本に書いてあるは有名なデカルト言葉から始まります。読書の最大の魅力は過去の偉人や成功者と出会い、彼らと会話することですが、デカルトはわずか1行で読書の価値を表現しています。この言葉を受け、川上氏は人間の悩みは本を読むことで、解決できると述べています。
仕事、人生、人間関係、恋愛、その他の数々の悩みと、その対処法が本には書いてあります。そう「答えはすべて本に書いてある」のです。(川上徹也)
本を読むことで、人生の師に出会え、彼らに相談できるのですから、私たちはもっと読書に時間を使うべきです。実際、私も日々本を読み、多くの師の力を借りながら悩みを解決してきたので、川上氏の言葉にとても共感を覚えました。
本書には川上氏が人生の問題を解決するために選んだ良書が紹介されています。本はあまりにも多く出版されているので、いくら読書を続けても、人が一生を通じて読める本には限りがあります。また、人の趣味趣向によって選ばれる本も変わりますから、他者の薦める本をチェックすることで、新たな著書(師)に出会え、よりよい人生を送れるようになります。
今回川上氏のセレクトした本をチェックしながら、何冊かの本を仕入れました。また、以前読んだ本がたくさん紹介されていましたが、川上氏の解説を読むことで、新たな気づきを得られました。今日はその中から大好きなリチャード・ワイズマン博士の話を紹介します。
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運の良い人は何をしているのか?
リチャード・ワイズマンは運のいい人の法則の中で、運は考え方と行動で変えられると述べています。運がいい人は、やってきた「アンラッキー」を「不運」のまま受け入れません。起こった現実のプラス面をみて、よい結果になることを信じ、
思考と行動を変え、「アンラッキー」な出来事も「
「運のいい人」には共通する4つの法則があるとワイズマン博士は言います。
■法則1 チャンスを最大限に広げる。
運のいい人は偶然のチャンスをつくりだし、チャンスの存在に気づき、チャンスに基づいて行動する。
■法則2 虫の知らせを聞き逃さない。
運のいい人は直感と本能を信じて正しい決断をする。
■法則3 幸運を期待する。
運のいい人は将来に対する期待が夢や目標の実現をうながす。
■法則4
不運を幸運に変える。 運のいい人は不運を幸運に変えることができる。
また、不運の時の博士のアドバイスはとても参考になります。次の4つのプロセスを実行すれば、自分の境遇を変えられます。
①不運のプラス面をみる
②不運な出来事も、長い目でみれば最高の結果になることを信じる
③不運を引きずらない
④自ら積極的に行動して将来の不運を避ける
運がいい人だからといって、必ずしも「ラッキー」なこと
最近、私は運の良い人とのご縁に恵まれています。楽しみながら行動する人たちとお付き合いすることで、よいことが運ばれてくるようになりました。良い本を読み、良い人と付き合い、思考と行動を変えることで運気が上がることに気づけたのです。
まとめ
読書によって、私たちは多くの悩みを解決できます。自分の人生を変えたければ、過去の偉人を師にし、自分の思考と行動を変えることができます。例えば、運をよくする方法も本に書かれています。そのメソッドを取り入れることで、本当に運がよくなるのです。
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