仕事の規模を小さくして重要でないタスクを捨てれば、
仕事以外に使える時間が増える。(モートン・ハンセン)
Business photo created by rawpixel.com – www.freepik.com
幸せになるためにどう働けばよいのか?
モートン・ハンセンはGREAT @ WORK 効率を超える力の書評ブログを続けます。モートンは、アメリカの多種多様な職業や産業から管理職と従業員合わせて50
①優先すべきことをいくつかに厳選し、
そうして選んだ分野に大きな・努力を注ぐ(業務範囲の重点化)。
②あらかじめ定められたゴールに到達するだけでなく、 新たな価値を生み出すことに重点を置く(仕事の再設計)。
③機械的な反復練習を避け、技能を伸ばす練習を行なう( 質の高い学習サイクル)。
④自分の情熱を強い目的意識と一致させられる役割を探し求める( 内的動機づけ)。
⑤他者の支援を得るために心理戦術をうまく使う( しなやかな主張)。
⑥無駄な会議を減らし、参加する会議では白熱した議論が必ず起こる一ようにする( 厳密だが、オープンなチームワーク)。
⑦部署横断プロジェクトに参加する場合は、 どれに参加するかを注意深く選び、生産性の低いプロジェクトは、 はっきりと断る(ほどよい協働)。
トップパーフォーマーは普通の働き方をする人々より幸福度が高いことがわかりました。重要度の低いタスクを減らし、目の前の仕事にこだわることで人は幸福になれるのです。
また、
「仕事に情熱と目的を持つ」
という習慣が、仕事と生活のバランスを悪化させていたのである。 多くの人は、仕事での情熱はプラス面しかないと思っているが、 調査では、 情熱のせいで仕事と生活の境界線が明確でなくなることがわかった 。
消防士、美容師、教育者、医療従事者、銀行家など、
アメリカの総合病院メイヨー・クリニックは、
著者が2000人に調査した結果、
|
幸福になるための3つの戦略
情熱と目的意識を感じている人は、毎日の仕事が楽しくなるし、
仕事のもっと深い意味を実感することができる。
「仕事の満足度」は個人の幸福を大きく左右します。7つの習慣のうち情熱と目的が幸福度に最も影響を及ぼします。強い情熱と強い目的意識を持った人は、
大学職員260名を対象とした研究では、
幸福になるためには以下の3つの戦術を活用しましょう。
①公私両立戦術1「時間の利子」活用法
②公私両立戦術2「モード」を一気に切り替える
③公私両立戦術3「感情のすり減らし」を避ける
①公私両立戦術1「時間の利子」活用法
7つの習慣をいくつも使えば、
過去2週間のスケジュールを見直して、わざわざしなくてもよかった業務や電話、メール、
比較的大きな企業の管理職と従業員5000人の調査によると、
②公私両立戦術2 「モード」を一気に切り替える
もし、友人と食事をしている最中や、
子どもが出場する野球の試合を見ているときに仕事のことを考えて いたら、それは仕事への情熱が強すぎるということだ。 仕事について考えているせいで夜に寝つけなかったり、 ふと気づけば午前3時にトイレでメールをチェックしていたりした ら、それは職務へ入れ込みすぎているということなのだ。トップ・ パフォーマーたちは、確かに情熱を追っていたが、 同時にそうした感情をきちんと制御していた。
家庭に仕事を持ち込まない!プライベートと仕事を明確に区別することが、幸福度をアップできます。
③公私両立戦術3「感情のすり減らし」を避ける
戦いは、
あくまでもアイディアに対してであり、人に対してではない。こうして議論の質を上げることで、り、 会議の満足感が高まるだろう。
感情を磨り減らさないために、コミュニケーションにも注意しましょう。会議で結果を出すためには、白熱した議論が必要ですが、相手との関係に注意を払いましょう。ミーティングでほかの人が議論を個人攻撃に変えてきたら、
一定の限界を超えてしまうと、仕事での成果は出せなくなります。週に働く時間の上限を決め、生産性を高めるために家族やプライベートに時間を割くようにしましょう。仕事での生産性が高まることで、自己重要度が高まり、幸福度をアップできます。
まとめ
過去2週間のスケジュールを見直して、余計な業務や電話、メール、
ブロガー・ビジネスプロデューサーの徳本昌大の5冊目のiPhoneアプリ習慣術がKindle Unlimitedで読み放題です!ぜひ、ご一読ください。
|
コメント