幸せになるために仕事で実践すべき7つの習慣。

仕事の規模を小さくして重要でないタスクを捨てれば、仕事以外に使える時間が増える。(モートン・ハンセン)


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幸せになるためにどう働けばよいのか?

モートン・ハンセンGREAT @ WORK 効率を超える力書評ブログを続けます。モートンは、アメリカの多種多様な職業や産業から管理職と従業員合わせて5000人を抽出して、調査を実施しました。その結果、トップパーフォーマーが実践する7つの習慣が明らかになりました。

①優先すべきことをいくつかに厳選し、そうして選んだ分野に大きな・努力を注ぐ(業務範囲の重点化)。
②あらかじめ定められたゴールに到達するだけでなく、新たな価値を生み出すことに重点を置く(仕事の再設計)。
機械的な反復練習を避け、技能を伸ばす練習を行なう(質の高い学習サイクル)。
自分の情熱を強い目的意識と一致させられる役割を探し求める(内的動機づけ)。
他者の支援を得るために心理戦術をうまく使う(しなやかな主張)。
⑥無駄な会議を減らし、参加する会議では白熱した議論が必ず起こる一ようにする(厳密だが、オープンなチームワーク)。
部署横断プロジェクトに参加する場合は、どれに参加するかを注意深く選び、生産性の低いプロジェクトは、はっきりと断る(ほどよい協働)。

トップパーフォーマーは普通の働き方をする人々より幸福度が高いことがわかりました。重要度の低いタスクを減らし、目の前の仕事にこだわることで人は幸福になれるのです。

また、協働プロジェクトを見直すことも仕事と生活のバランスを大きく改善します。横の連携に取られる時間を最小限にして、プライベートを楽しむようにしましょう。仕事とプライベートに境界線を作ることで、幸福度はアップします。

「仕事に情熱と目的を持つ」という習慣が、仕事と生活のバランスを悪化させていたのである。多くの人は、仕事での情熱はプラス面しかないと思っているが、調査では、情熱のせいで仕事と生活の境界線が明確でなくなることがわかった

消防士、美容師、教育者、医療従事者、銀行家など、アメリカで働く成人844名を対象とした研究によると、従業員エンゲージメント従業員の仕事への熱心度・専念度・没頭度で判定すると、仕事が家庭生活を侵害する割合を増やしている(「仕事のせいで、望んでいるほど家族と過ごすことができない」)ことが明らかになりました。

アメリカの総合病院メイヨー・クリニックは、仕事での燃え尽き症候群の定義を、「仕事における特殊なタイプのストレス肉体的・感情的・精神的消耗感と、自身の能力および仕事の価値に対する疑念が組み合わされた状態」としています。

著者が2000人に調査した結果、約5分の1(19パーセント)が、燃え尽き症候群を実感していました。4分の1(25パーセント)が、ある程度同意すると答え、残る56パーセントは、燃え尽き症候群を、ほとんど、またはまったく感じていないと回答しました。研究では、心臓血管疾患や、夫婦関係の不和、うつ病などとも関連があるといわれています。「することを減らして、こだわる」ことで、担当して処理すべき優先事項が少なくなるので、消耗することが減ります。業務内容を見直すことで、ストレスが減り、人は幸福度をアップできるのです。

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幸福になるための3つの戦略

情熱と目的意識を感じている人は、毎日の仕事が楽しくなるし、仕事のもっと深い意味を実感することができる。

「仕事の満足度」は個人の幸福を大きく左右します。7つの習慣のうち情熱と目的が幸福度に最も影響を及ぼします。強い情熱と強い目的意識を持った人は、そうでない人よりも仕事への満足度がはるかに高いことがわかっています。

大学職員260名を対象とした研究では、自分たちの仕事がより大きな利益に貢献していると感じている人(「私の仕事は、世界にプラスを生み出していると思う」)も、そうでない人より仕事の満足度がずっと高いと回答しました。調査では、仕事を再設計した人も満足度がはるかに高かったが、それはおそらく、もっと価値のある活動に取り組む機会を得られたからからです。

幸福になるためには以下の3つの戦術を活用しましょう。
①公私両立戦術1「時間の利子」活用法
②公私両立戦術2「モード」を一気に切り替える
③公私両立戦術3「感情のすり減らし」を避ける

①公私両立戦術1「時間の利子」活用法
7つの習慣をいくつも使えば、スケジュール帳に余裕が生まれます。することを減らして、こだわれば、努力を少数の重要なタスクに重点的に注ぎ、時間を節約できます。会議の質を高め、行動することで、結果を出せるようになります。

過去2週間のスケジュールを見直して、わざわざしなくてもよかった業務や電話、メール、ミーティングなどを洗い出しましょう。新たに見つかった時間の「時間の利子」を仕事以外の個人の時間や家族との時間に充てることで、結果は変わります。

比較的大きな企業の管理職と従業員5000人の調査によると、仕事ができる人の大半は、時間の利子も分配して使っていました。週50~55時間以上働いても、業績はほとんど上がりません。労働時間を制限し、その時間は仕事に情熱と目的意識を注ぎ込み、それ以外の時間時間の利子はすべて、個人的にやりたいことに費やようにしましょう。

②公私両立戦術2 「モード」を一気に切り替える

もし、友人と食事をしている最中や、子どもが出場する野球の試合を見ているときに仕事のことを考えていたら、それは仕事への情熱が強すぎるということだ。仕事について考えているせいで夜に寝つけなかったり、ふと気づけば午前3時にトイレでメールをチェックしていたりしたら、それは職務へ入れ込みすぎているということなのだ。トップ・パフォーマーたちは、確かに情熱を追っていたが、同時にそうした感情をきちんと制御していた。

家庭に仕事を持ち込まない!プライベートと仕事を明確に区別することが、幸福度をアップできます。

③公私両立戦術3「感情のすり減らし」を避ける

戦いは、あくまでもアイディアに対してであり、人に対してではない。こうして議論の質を上げることで、り、会議の満足感が高まるだろう。

感情を磨り減らさないために、コミュニケーションにも注意しましょう。会議で結果を出すためには、白熱した議論が必要ですが、相手との関係に注意を払いましょう。ミーティングでほかの人が議論を個人攻撃に変えてきたら、議論の方向を修正するよう努力するのです。できるだけ、客観的になり、感情的な意見ではなく、データや事実や数値にスポットライトを当て、人と人との衝突を減らすようにするのです。

一定の限界を超えてしまうと、仕事での成果は出せなくなります。週に働く時間の上限を決め、生産性を高めるために家族やプライベートに時間を割くようにしましょう。仕事での生産性が高まることで、自己重要度が高まり、幸福度をアップできます。

まとめ

過去2週間のスケジュールを見直して、余計な業務や電話、メール、ミーティングなどを洗い出しましょう。新たに見つかった時間の「時間の利子」を仕事以外の個人の時間や家族との時間に充てることで、結果が変わり、幸福度をアップできます。優先度の高い重要な仕事に注力することで、公私を充実できるようになります。

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