書評 芦田愛菜氏のまなの本棚

本だったら、自分自身の想像力で物語の世界に出てくるすべての色も形も好きに決めてプロデュースできるんです。頭の中で組み立てて世界を作っていく読書の魅力を知ってしまったら、もうこの楽しみは手放せません。ページをめくっていくと、その先には自分が知らなかった未知の世界が広がっているんです。文字にどんどん吸い込まれていくと、おもしろいことが次々待っているんです。(芦田愛菜)

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読書が脳の情報を結びつけてくれる!

日々、私は読書を楽しんでいますが、自分の眼力に頼っていると本のセレクトに偏りが生じます。新しい本と出会うために、新聞や雑誌の書評を参考にしたり、好きな著者が書籍の中で紹介している書籍を購入しています。時には大型書店を歩き回り、自分の直感を信じて、ジャケット買いをすることもあります。

今回、芦田愛菜氏のまなの本棚を本屋で見つけ、購入することにしました。普段はタレント本を買うことはありませんが、若い人がセレクトしている本が自分の世界を広げてくれると考え、読み始めました。「本の出逢いは人との出逢いと同じ」だと芦田氏は述べていますが、今回本書を読むことで、若い自分の感性を取り戻せました。

彼女は年間100冊以上の本を読み、本について語り出したら止まらないというほどの本好きです。その芦田氏が今まで誰にも見せたことのない本棚から約100冊の本を取り上げ、紹介しています。

新しい本を読むことで、他者の人生を楽しめます。狭い世界を抜け出すもっとも手っ取り早い方法が本を読むことなのです。

私は「自分とは違う誰かの人生や心の中を知ること」に、すごく興味があるんだと思います。私一人の人生だけでは経験できないことや、自分では考えもつかないような発想が本の中には詰まっています。だから本を読むたびに、「こんなふうに考える人もいるんだな」「こういう世界もあるんだな」と、発見があるんです。

私は『著者脳勉強術』を実践しています。本を読むことで著者の脳を盗み、彼らのアドバイスを実践するようにしています。より多くの本を読み、著者の知識や体験を取り入れることで、脳の中で情報がつながり、面白いアイデアが浮かぶようになったのです。本の内容をブログに整理することで、著者の言葉がより印象に残り、ブログ記事を再読することで、多くの著者の情報が脳の中で結びつき、私の脳は今も進化を続けています。読書によって、私はクリエイティブな人生を送れるようになったのです。

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本は人と人をつなぐ知的なバトン

本は一人で読むのも楽しいけれど、誰かと感想を言い合うのも楽しい。

友人と本について語り合うことで、至福のひと時を過ごせます。以前はよく読書会を開き、本の魅力を語り合っていました。最近は忙しくなり、読書会を開催できていませんが、本について語り合うことで、新たな気づきを得られることは間違いありません。仕事で編集者の人と会う時には、オススメの本を紹介してもらい、新しい著者との出会いをデザインするようにしています。

私が子供の頃に読んでいた怪人二十面相について語っている芦田氏の言葉がとても印象的でした。

そして、少年探偵団のシリーズは、現代の小説にはないちょっと独特な文体で描写もレトロ。今から80年以上も前から書かれていたんですね。昭和初期の雰囲気が描かれていて、それはそれでモダンな映画を見ているような気分になります。もし、公衆電話でダイヤルを回して電話をかけるようなシーンがあったりしたら、昭和を感じますよね。そしてダイヤル式の電話だからこそ成立するトリックがあるかもしれない。もし平成の最初の頃が舞台の推理小説だったら、”ポケベルの謎”みたいなトリックが考えられるかもしれない!そんなふうに、当時の時代背景を知ることもできて、それも小説を読む楽しみだなって思っています。

私がこの本を読んでいたのが今から45年前。その時もレトロに感じられた怪人二十面相ですが、芦田氏にとっては古い映画作品のようなのですね!彼女のこの一言で、時間軸のギャップを楽しむことも読書の魅力の一つであることを思い出せました。昭和初期の名作が、今も小学生を楽しませていることも驚きです。時間をシフトすることで、新しいアイデアを生み出せることを若い著者から学べました。

夏休みの読書感想文の宿題に悩んでいる人は、ぜひ、この一冊を参考にしてください。絵本や森鴎外、村上春樹など幅広い著者と芦田氏の対話から、宿題のヒントが見つかるはずです。本書を活用し、親子で本の魅力を語り合うことで、幸せな時間を作り出せるはずです。著者は父との会話から星新一を読み始めますが、オススメの本を教えあうことで、親子の絆を強めることができるのです。本は人と人をつなぐ知的なバトンでもあるのです。

まとめ

女優の芦田愛菜氏は読書好きで有名ですが、本書は彼女の本棚の100冊の本を使って、本と読書の魅力を語っています。本は人と人をつなぐバトンで、本について語り合うことで、新たな気づきを得られます。本を読み続けることで、他者の人生を疑似体験でき、自分の世界を広げられます。

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この記事を書いた人
徳本昌大

 
●複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。

●多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。

●著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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