物語ではなく、ブランドを語れ!

物語は今、私たちにとってかつてないほど重要である。印象的な語りは、たとえそれがシンプルなユーチューブの動画であっても、急速に広まって(バイラルになって)世界中を駆け巡ることがある。つまり人々は、素晴らしい物語を過去に例を見ないほど熱心に探し求めているのだ。(ニック・ナントン&J・W・ディックス)


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ブランドではなく、物語を語れ!

ダン・ケネディ屁理屈なし利益と熱狂を生み出す ダイレクト・ブランディングのなかに、ストーリーセリングの重要性が紹介されていました。ニック・ナントン&J・W・ディックスの2人は、自社や商品の物語を語ることで売り上げがアップすると述べています。

実際、物語に効果があることは、数々の研究で明らかになっています。クレアモント大学院大学の神経経済学研究センターの研究員たちは、物語が脳内のオキシトシンというホルモンの分泌を活性化することを発見しました。オキシトシンは、恋愛感情や、人の絆に大きな影響を及ぼします。

クレアモントの研究員の1人、ポール・ザック博士は、ボランティアのグループに末期の脳腫瘍を患う4歳の男の子のストーリーを語るビデオを見せました。また、同じ人たちに、同じ長さの、動物園に行く4歳の男の子の特に特徴のないビデオも見せました。最初のビデオを見せられたとき、後のビデオのときよりも47%も高いラブ・ホルモンが被験者から分泌されました。私たちが物語の主人公と自分を重ね合わせ、その人の身になって考えるために、ホルモンが分泌されやすくなるのです。結局のところ、私たちは皆、同じ人間で、同じような恐れ、願望、喜び、そして野心を抱くものなのです。

ワシントン大学のジェフリー・ザックスは機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を使って、物語を読んでいる人や映画を見ている人の脳をスキャンしました。その結果、その主人公が窮地に陥ると、被験者の脳内では、被験者が実生活で同じ状況に陥った場合に反応する部分と同じ部分が反応することがわかりました。被験者が物語を読んでいるのか、映画やビデオで見ているのかは関係なく、その内容自体が反応を呼び起こします。物語は人間の脳に信じられないくらいのインパクトを与え、脳の快楽中枢を刺激します。

ストーリーセリングの4つの重大要素

物語はなぜ、これほどまでに効果があるのでしょうか?物語とは、そもそも私たち皆が満たさなければならない原始の欲求に答えるものだったのです。私たちの祖先は、太陽が朝にのぼり、夕方に沈む理由を知りたかったのですが、彼らにはそれを知る術がありませんでした。そこで、彼らはイメージを膨らませ、物語を考え出し、その空白を埋めたのです。脳には物語に共感し、隙間を埋めたいという特徴があります。脳の知りたいという欲求を刺激することで、ブランドの認知や理解が高まるのです。

あなたのブランドについて、どんな物語を語るべきか、考えてみよう。そして、果たしてそれが一番効果的なものかどうかをよく吟味することだ。

ビジネスで成功したければ、物語の中に4つの重大要素を取り入れるべきです。ストーリーセリングの4つの要素が顧客や潜在顧客に大きなインパクトを与え、認知を高め、理解を促進します。
1、シンプルであること 
物語がシンプルでわかりやすくなければ、人は食いついてきません。
2、本物であること 
物語や主人公に嘘がないこと
3、伝わること
顧客に聞いてもらうために伝える工夫をすること
4、関心を持てる内容であること
話を聴きたいと思う強力な理由を作ること

4つの要素をブランドストーリーに取り入れることで、物語は私たちの感情の奥底に入ります。私たちは物語に感情移入し、脳の報酬系を刺激します。ストリーてリングは決して時代遅れになりません。聖書、印刷物、ラジオ、テレビ、ニューメディアの時代になってもストーリーは人を動かす重要な武器になっています。

まとめ

ブランディングではストーリーを語ることが欠かせません。私たちの脳は物語に反応するように進化してきたのです。シンプル、本物、伝わる、関心を持てる内容であるという4つの要素を満たせば、顧客はあなたのブランドに共感を覚え、購入してくれるようになります。

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